KEYWORD: いのち

2016.03.21

待つということ - perseverance -

新潟の春もすぐそこまで来ています。森にも鳥の声がこだまするようになってきました。 新潟にとっての冬はまさに「待つ」そのもの。太平洋側のように冬も同じペースで活動というわけにはいきません。だからこそ冬から春の変化は、冬眠から覚める動物のように体力的にも気分的にも大きな変化を伴います。   「ソリューション」と「待つ」ということはある意味対義語かもしれません。 先日、待つためには「ビジョン」が必要だ、という話を書きましたが、ものすごく多くのソリューションが提供され手軽に手に入る現代にあって、右にも左にもブレず進んでいくためには、どんなビジョンが必要なのでしょうか。 「納車6ヶ月待ちの車」「行列店のラーメン」を心待ちにするのも一つのビジョンでしょう。しかし、車を手に入れ人々から羨望の眼差しを受けること、美味...

2015.10.23

黙想 - thoughts -

ずいぶんと秋が深くなってきました。朝は大分冷え込みますね。 今朝飛び込んできた言葉を記しておきたいと思います。   「神は全ての人を等しく愛しておられる」 当たり前ように聞こえるのですが、理解するのはとても難しい気がします。時間、空間に左右されない永遠という次元からものを見た時、この「等しく」ということが意味をなしてくると思うのですが、三次元の世界に生きる私達にはこの「等しく」がなかなか理解できません。どうしても「奪って得なければ」という気持ちになってしまいがちです。幼少期の愛のバランスの欠如は、成人してからあらゆる精神障害となってあらわれることは有名な話ですが、満たされなかった愛をどこかで埋め合わせをするために、何らかの形で愛を「獲得する」ことが必要になってきます。 神の目から見ると、まるで人形劇の...

2015.10.18

Autumn in Toyama - 富山の秋 -

先日、富山の八尾というところに行きました。山の高いところに、温泉&保養施設があり、一晩ゆっくり過ごさせていただきました。こういう何もしないでゆっくりものを考える時間がとてもありがたいですね。 辺り一面、本当に綺麗な虫の声が響き渡っていました。木々や草もそよ風に揺れて、心地の良い音を奏でていました。 温暖湿潤気候の日本は、あらゆる生命が四季折々の豊かな自然の中でいのちを育むことができる素晴らしい場所だと思います。砂漠だとこうはいかないかもしれません。 昆虫に詳しい方によると、秋の虫で鳴いているのはオスだけで、メスを求愛するために鳴いているとのこと。でも私には、どう聞いてもそれ以上のものを感じずにはいられません。 人間でも、とても美しい声や顔で、異性を呼び求める、ということはよくあることでしょうが、それだけが人の生...

2015.10.02

Joy in surrendering oneself - 自分を放棄する喜び -

Now we hear the sound of autumn...leaves turn to red and get ready to say good-bye for their life....they are most beautiful throughout the year. What a beauty seeing someone surrendering oneself... In the scripture of Luke 18 Jesus says, "it is very hard for rich men going to heaven..." We may not be that rich but we have some wealth to live on. H...

2015.08.02

私の十字架 - My Cross -

愚かかもしれませんが、 今、私は、私の持てるもの全てを「凛舟」と「天上の音楽」に注ぎ込んでいます。 時間も、財産も、すべて。   先日、炎天下の銀座中央通りを終日、凛舟をカートに乗せて右へ左へとお客様の先を歩いて回りながらふと思いました。これは私にとっての十字架なのだと。   私は高性能スピーカーを作りたいわけではありません。 芸術品を作りたいわけでもありません。 病気の解決をしてくれる治療具を目指しているわけでもありません。 人気のコンサートプログラムを立ち上げて世を席巻したいわけでもありません。   これは、私にとって、私の内にある深い部分とつながり、また神と繋がるための祈りのツールです。 今、暗やみの中にある人に、 神が万人に備えて下さった、いのちの希望と光をお届けし、 とも...

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