今日がひかりキッズ設立5周年の日だ。 8/30の5周年夕涼み感謝会は、子どもたちの作ったランタンと、ひとりひとりのメッセージカードを貼った装飾が園庭を飾り、ホールではさまざまな夏祭りゲームが展開し、100名を超える卒園児・園児・保護者の方々のお集まりいただいて賑やかなひとときを持つことができた。 子どもたち、職員のイキイキした笑顔が、何よりも嬉しかった。 本当にいろんなことがあり、いろんな人が傷つき、苦しんだ。 「Joy」とは実際の心の内は程遠かった。ひたすら暗闇を、見えない光を希望に、止まるわけにはいかず、ただ、ひた走っていた。その最中も様々な噂・誹謗中傷、心の休まる間はどこにもなかった。 しかし、そんな中、人生の一部の貴重な時間を園のために全身全霊で費やしてくださった職員の方々の...
来月9/17コンサート予定の「ほっこりハウス」 久しぶりに宝塚に伺うのを楽しみにしています。 さて、私の保育園でも子どもの発達についての相談や検討を日常のように行っていますが、私たちが肝に銘じておかなければいけないのが「レッテルを貼ってしまう」こと。 特に発達に関する知識が増えてくればくるほど、その中で子どもの状態から子どもの抱える問題を判断し、対処法に結びつけようとしてしまいがちです。 今回非常に参考になったのは精神医学臨床家の小林隆児さんが書かれた「臨床家の感性を磨く」という本。心理学出身の私としても、「関係を見る」というところの具体的な方法について、とても興味がありました。 その中で著者は「アンビヴァレンス」(言葉にできない相反する「もやもや」感)に着目しています。そのアンビヴ...
早朝のひかりキッズ。 隣の教会の皆様や用務の先生が心込めて育ててくださったお花でいっぱいです。 連休で久しぶりにブログに向かう時間が出来ました。 明日は園で「家族の日」礼拝を持ちますが、改めて「愛するということ」って何か?子どもでもわかる説明って、どうしたらよいか?と考え、調べてみました。 エーリッヒ・フロムという20世紀初頭の思想家は名著『愛するということ(1956)』の中で、愛の5つの要素を挙げています。 1.あたえる:「自分のなかに備えられ、与えられたものを与えること」授与 2.きづかう:「愛する者の生命と成長を積極的に気にかけること」配慮 3.になう:「誰かの必要を満たす責任を持つこと」責任 4.うやまう:「尊敬とはその人が唯一無二の存在であることを認めること」...
私と同世代の方でブルース・スプリングスティーンを知らない方はいないのではないかと思う。 ベトナム帰還兵のことを歌った「Born in the USA」は、私の小学校高学年の塾通いの途中に、毎日好きで立ち寄った電気屋の大型テレビやレーザーティスクから流れていたのを鮮烈に思い出す。 土曜の昼は、FMのダイヤトーン・ポップスベストテンを「エアチェック」するのが最高の楽しみだった。Van Halen, Bon Jovi, Madonna, Wham, A-ha, Bryan Adams...毎週流れてくる洋楽にワクワクしたのを覚えている。 そのうちの一人が紛れもなくBruce Springsteenだった。一回聞いたら忘れないあのシャウトは、当時英語のヒアリングがろくにできない私にとっては、アメリカの国旗のマークととも...
枯れゆく花の美しさに魅了されたことはあるだろうか。 咲き誇る花には圧倒する力があるが、枯れゆく花には、涙とともに心の慰めを与えてくれるように思う。 花びらを支える花托(かたく)を見て欲しい。 一本の、残りわずかな花びらを支えるために、全身全霊で、残りのすべての花びらを犠牲にしてでも、いのちの限りを尽くして、養分を送り届けている。 そこからは、いのちのしずく、植物の血である、養分が滲み出て、輝いている。 最後の一瞬まで、いのちを輝かせるために、諦めないその姿。 枝を切られ、水を絶たれ、光を絶たれ、養分を絶たれ、 長くは生きられないことをもう悟っているであろうこの花は、 誰も見向きもしない、捨てられるだけの花であったとしても、 それでも自ら枯れゆくことを選んではいない。 最...