2015.10.23

黙想 - thoughts -

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ずいぶんと秋が深くなってきました。朝は大分冷え込みますね。

今朝飛び込んできた言葉を記しておきたいと思います。

 

「神は全ての人を等しく愛しておられる」

当たり前ように聞こえるのですが、理解するのはとても難しい気がします。時間、空間に左右されない永遠という次元からものを見た時、この「等しく」ということが意味をなしてくると思うのですが、三次元の世界に生きる私達にはこの「等しく」がなかなか理解できません。どうしても「奪って得なければ」という気持ちになってしまいがちです。幼少期の愛のバランスの欠如は、成人してからあらゆる精神障害となってあらわれることは有名な話ですが、満たされなかった愛をどこかで埋め合わせをするために、何らかの形で愛を「獲得する」ことが必要になってきます。

神の目から見ると、まるで人形劇のキャラクターを上から見た時のように、それぞれの人がそれぞれの場所で絶妙に絡み合って役割を果たしながら生きているのだと思います。喜びも、悲しみも、すべては計画のもとで、ある人は長く、ある人は短く、いのちを全うしていくのだと思います。そのすべての歩みに等しく愛が注がれている、ということを知る時、改めて自分の役割は何なのか、ということを考えさせられます。

先日のブログにも書きましたが、愛とは「忍耐を持って、じっと見守ること」。そして必要な場所で必要な助けを差し伸べることでしょう。

すべての人に、立ち返る場所がある事を伝えていく事。それを誰でも分かる形で伝えていくこと。それが私の仕事なんだと思います。

 

「口から入るものは出て流されてしまうが、口から出るもの、これが人を汚すのです」

昨日の晩、食べたものを全部戻してしまいました。食あたりなのか何か分かりませんが、自分の体には良くない、と体が判断したものは、自分で外に出す力を持っているんですね。

ところが、口から出るもの、これは言葉のことですが、悪意を持った言葉、人をののしる言葉、マイナスな言葉、これは「人を汚す」というのです。つまり、その言葉を受けた人は、重金属のごとく、浄化して外に排出する事が出来ない、ということです。実際は、何倍にもなって、他の人を更に汚しにいきます。

昨日聞いた話ですが、高級住宅街の学生さんが「おまえそんなことじゃホームレス、ニートになっちゃうよ」と別の学生に話していたそうです。おそらく、親御さんから全うな人生を歩むべく、同じ事を言われているのでしょう。そういう環境で育った子供が、弱さの中にある方々に憐れみを持てと言われても、無理な話かもしれません。そうすると、結果「長いものに巻かれろ」という人生になってしまいます。そういう方々が集まる会社では、きっとまた同じことが繰り返されるのでしょう。

 

昨日ハイレゾと振動の話を書きましたが、悪い言葉の振動は、本当に恐ろしいものです。発した本人、周り全てを汚していきます。意識する事で、そういう言葉を使う事をやめることができます。愛、喜び、感謝、そういう言葉を意識的に発することで、良い振動を世に送り込む事になります。そうすると、変わらないように思える環境が、少しずつ変わっていくのでは、と思います。そういう担い手になりたいものです。

 

 

 

 

 

 

 


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