枯れゆく花の美しさに魅了されたことはあるだろうか。 咲き誇る花には圧倒する力があるが、枯れゆく花には、涙とともに心の慰めを与えてくれるように思う。 花びらを支える花托(かたく)を見て欲しい。 一本の、残りわずかな花びらを支えるために、全身全霊で、残りのすべての花びらを犠牲にしてでも、いのちの限りを尽くして、養分を送り届けている。 そこからは、いのちのしずく、植物の血である、養分が滲み出て、輝いている。 最後の一瞬まで、いのちを輝かせるために、諦めないその姿。 枝を切られ、水を絶たれ、光を絶たれ、養分を絶たれ、 長くは生きられないことをもう悟っているであろうこの花は、 誰も見向きもしない、捨てられるだけの花であったとしても、 それでも自ら枯れゆくことを選んではいない。 最...
飛行機の上からの空。雲ひとつない。 この世は現在、どしゃ降り。 この世に真理を求めても、失望に終わる。 天におられる神、聖書のことばに静かに聞こう。 あなたの道を主にゆだねよ。主が導いてくださる。 イエスと共に歩もう。これが唯一の答えだ。
サンタモニカピアの海岸にて。 私のマレーシアの時の友人が今オーストラリアのパースにいるのですが、本当に素晴らしいメッセージを書いてくれていたのでシェアしたいと思います。 「あなたがたは、以前は暗やみでしたが、今は、主(神様)にあって、光となりました。光の子どもらしく歩みなさい。」 暗闇にいるとはどういうことだろうか。 あなたは良い行いをする人物だったかもしれない。でもだからといってあなたが「正しい、完璧な」人間に一歩近づいたとでも言えるだろうか?決してそうではない。 あなたが良いことのために支払った対価は、いつか報われるかもしれない。しかし、だからといってあなたが光の中を歩めるようになれるわけではない。やはり、暗闇はつきまとう。 あなたが考えるあらゆる親切心、愛の行いも、あなたを本当の意味で愛で満たすわけではな...
今日のがんセンターの公演も無事終了しました。 明日は、西蒲地区在宅医療ネットワーク様主催のハートケア・コンサートです。このとっても素敵なイラストは、伊藤薫さんの作品。これから、コンサート内の映像でもぜひいろんな作品に登場していただく予定にしております。 冬仕込みのぶどう畑に囲まれた、カーブドッチホールでのステージです。 素晴らしい音響のチャペルに、ベーゼンドルファーのピアノがとても楽しみです。 14:30から1時間ほどのステージの予定です。介護をなさっている方々のみならず、一般の方対象にオープンなコンサートですので、ぜひご都合のつく方お越しくださいますと幸いです。
2/23 新潟県立がんセンター新潟病院での、コンサート&講演会。 前回34回の講演会にもお邪魔しましたが、これほどまでに緊張感のある本番も珍しいかもしれません。 最近の講演会やコンサートのMCでは、「言葉の重さ」を実感しており、間違ったこと、その場で言うべきでないことを不用意に言ってしまわないように、すべて原稿にしてから本番に臨むようにしているのですが、今回ほど何度も何度も念入りに言葉を選んだことはなかったかもしれません。台本を少なくとも10回は書き直しました。新曲や新しい朗読も用意しました。 私にとってこれほど熱くなれるものがあることも自分でも不思議でなりません。使命感とか、そういうものでもない気がします。いかに自分の意見や思いとして語るのではなく、もっと感覚で感じ取れるところまで落とし込めるか。言葉が罠にな...