![[日比野 則彦 / Norihiko Hibino Official Blog]](https://life.rinshu.net/images/header-logo.png)
身近な知人の死をきっかけに「音楽の本質とは何か」向き合うことになった約15年前。 サンディエゴ・ホスピスのハープセラピーに見た、商業音楽、ゲーム音楽では体験したことのなかった逆方向のベクトルの音楽。 本物だと思った。 癒しという言葉で片付けられない「希望」が、そこにあった。 そこから、自分の音楽に取り組む姿勢が180度変わった。 コンサートだけでなく、「音」そのものの研究が音響機器「凛舟」の開発まで発展した。 コロナ下でコンサートを取り巻く状況は大きく変わったが、むしろ凛舟は今、ターミナルケアの現場で活躍している。 様々な方々と出会う中で「コミュニティ」の支えの大事さを知った。それが今の保育園経営に繋がっている。 つながる人の輪も、全く変わってしまった。 かつてはゲーム関係の方々が大半だったのに、今は、医療福祉...
今日、私の最大の恩師であり、当法人の理事でもあったO先生がご逝去された。 1月の会では体調がベストとは言えないまでもにこやかな笑顔を見せてくださっており、社会福祉法人運営の素人である私をさまざまな面から支えてくださっていたが、急展開に大きなショックを受けている。 1月下旬にご自宅に凛舟をお持ちした際、「もしかしたらお伝えできなくなるかもしれないから」と、「法人の方は信頼できる方に任せて、日比野さんは音楽活動に専念した方が良い」と、もったいないお言葉をいただいた。 私としては、そのようにはっきり仰ってくださったことと、まさかそれが遺言になるとは思ってもいなかったが、先生がご自分の状況も察した上で、そのような言葉を残されたことにとても感動している。 私がそのように自分の人生の終末を見据えた時に、誰かのためにそのよう...
春の訪れを感じる、まんさくの花。 新潟日報がひかりキッズの紹介記事を乗せてくださいました。 https://www.niigata-nippo.co.jp/articles/-/775268
銀雪の中、今日も一日が過ぎていく。 降り積もる雪を眺めていると 日中に陽が差し込んできた。 追いかけようと思ったら もう日が暮れた。 あと20分後には演奏がはじまる。 たったひとりでも 今日は良い日だった、と思ってもらえる人がいれば 今日は生きている意味があったと思うことにする。
昨年を振り返ってみると、新しいチャレンジの下で多くの方に支えていただき、一年を乗り越えることができました。ありがとうございました。今年も引き続きよろしくお願いいたします。 言葉もなく、個と個が向き合う中で 音だけが真実に内側に響く。 「今、出した一音が、ホンモノか、ニセモノか」これがすべて。 今一緒に音を出してくれている演奏家は、自分と向き合い、しっかり立っている「ホンモノ」の人たちばかりだ。 その響き合いが、自分にとっては生きることだった。 この瞬間の響き合いは、時間を越える。人の心に残り続けることもあるし、思い出を涙と共に呼び起こすこともある。 その一瞬が唯一の拠り所だったし、今年も。  ...