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2015.06.17

絶好の環境 - the best place -

あじさいが美しい季節になりました。 私はあじさいがとても好きですが、あじさいの花に見える所は、実は花ではなく「がく」だそうです。 そういう主張の優しい所も私が好きな理由かもしれません。 今日も、朝の森は、花が美しく咲き、鳥が楽しそうに鳴いていました。   先日、ススメバチが自宅の軒先に、見事な巣を作っていました。 最近ハチが多いなあ、と思っていたら、当然のことでした。雨風が当たらず、風通しがよく畑も近く、ハチにとっては絶好の環境だったのでしょう。それにしてもハチが巣を作るスピードの速さには驚きました。 せっかくのハチさんには大変申し訳ないのですが、ハチの巣にはさようならをしてもらいました。 私達人間から見れば「もう少し違う所に巣を作ってくれればこんなことにはならなかったのに・・」と思います。次来た時に...

2015.05.08

祈りの力(2)-power of prayer 2-

明日は、ラ・フォル・ジュルネ新潟エリアイベント、門前音楽市の初日。新潟県政記念館にて、18:30より天上の音楽の演奏があります。パリ・コロンヌ管弦楽団とステージをシェアする予定です。ご都合の付く方、是非お越し下さいませ。 祈りの力について、先の記事で「自分の力を手放すこと」が最大の力、また「他の人のために祈るのは、愛がなければ難しい」と書きました。 これについてもう少し補足をしておきます。 人は、何かを成し遂げようとする時、明確な目標と綿密な設計を立て、帳尻が合うように計画を進めます。 ところが、往々にして、その通りにはいきません。その時に人には4つの選択肢があります。 1)計画を練り直し先に進む。 2)信頼できる人に相談する。 3)祈って神に頼る。 4)あきらめる。 いずれかを経て先に進めれば良いのですが、時...

2015.05.08

祈りの力 -power of prayer-

私達は学校で「努力する」事を教えられましたが、「祈る」事については殆ど教えて来られなかったように思います。だから「祈りの力」といわれてもピンと来ない方が多いかもしれません。 日本人は、実に霊的感受性の強い民族だと思います。自然に神を感じ、ありとあらゆるところに神社があり、あらゆる占いがwebやアプリ、新聞にも載っていて、海外から来た知人は日本の占いビジネスの隆盛にとても驚いていました。江戸時代の国家政策として展開された檀家制度も、「死ぬ時は何となく仏教かな」という意識をいまだに日本人に残しています。「日本人は神道で生まれ、キリスト教で結婚し、仏教で死ぬ」とは良くいったものです。   村上和雄の「人は何のために祈るのか」という本に、いかに祈りに力があり、病気を改善するような力まであるか、ということが書か...

2015.05.05

私が新潟に移住した理由 -the true reason I moved to Niigata-

大阪近郊に生まれ育ち、東京で15年、それからなぜ今、新潟なのか。 それは、新潟でないとできない仕事があったからです。 その間、3年のアメリカ生活、10年に渡るマレーシアとのご縁、度々の海外出張で世界のいろんな地を見る経験をさせて頂きましたが、改めて日本の良さに気付きました。 - 繊細、丁寧な仕事 - 人のことを思いやる利他の心 - 豊かな自然、気候、食 - 効率・利益だけでものを考えない(共存共栄) 新潟は、関越の山に遮られているおかげで、良い意味で日本の欧米化・スピード効率化の波をそれほど受けずに、日本の良さを育んでいる地だ思います。 また冬の厳しさが、これらの良さを更に醸成しています。冬の間思ったように動けない、ということが、これほど大事であるとは思っても見ませんでした。動物は、その間冬眠するか、皆死に絶え...

2015.05.04

水の上にパンを投げると -when you cast your bread upon waters-

早朝の日本海。今日は波が穏やかです。 昨日は久しぶりに日帰りで関西方面に行きました。新潟から金沢周りで、琵琶湖周辺を通りました。湖畔が美しかったです。   ところで、水の上にパンを投げるとどうなるでしょうか。 「溶けて無くなる」「波にさらわれて消える」「浜辺のゴミになる」・・何も良い事が起こらないような気がします。 せっかくの美しい水面が台無しになるようにすら思え、「ムダ」の一言しか出て来ないように思えます。   どうしてこんな話をするかというと、私は、音楽の本質は、そういうものではないかと思うからです。 この「水の上にパンを投げる」は、コヘレトの言葉から引用させて頂きました(全文は「あなたのパンを水の上に投げよ、多くの日の後、あなたはそれを得るからである。」) 良い音楽を作るには、それなり...

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