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2016.10.08

田園風景と統合失調症のケア - pastoral landscape & care of schizophrenia -

そろそろ新米が出てくる時期になってきました。 先日山形に行った時の写真です。昔ながらの「天日干し」の田園風景がとても美しかったです。このはさ掛けにも地方の特徴があるんだなあと思い感心しました。 新潟に住む中国の方は、「新潟の魅力は、何よりも田園風景だ」とおっしゃいました。整った田園風景、それこそが貴重な日本の財産で、それを見るために旅行に来る方もいらっしゃるそうです。 今日はオランダからいらっしゃる精神科医、Ken Tanaka氏のセミナーの通訳をさせて頂きます。ヨーロッパは精神科の分野では随分と先を行っているようで、統合失調症のケアに、患者だけでなく家族とその関係を含めたカウンセリングを行うことで、目覚ましい成果を上げているようです。 資料としてフィンランド・トゥルクの1976,1983年の2回にわたって行わ...

2016.08.11

「ゼロベース思考」を読んで -Think like a freak-

今日はすっぽり時間が空いたので、本屋に寄って、以前から読みたかった「ゼロベース思考」の本を読みました。 MBAでも取り上げられることのある思考法のようですが、読みはじめてすぐに気づきました。「これは思考法の問題ではない」ということを。 著者のスティーブンとステファンが、どちらが中心かわかりませんが、子供の頃に、親からとても自由な発想を許されて育てられてきたことが数々の文脈から読み取れました。   本書の大きなテーマは「わかりません、と言える勇気を持つことの大事さ」。 知らないことを知らない、わからないことをわからないと言えないからこそ、多くの間違いを引き起こしているということです。 逆に言えば「神の全能性」をはっきり認めている経済書であるとも言えます。彼がプロテスタントの信仰を持っているであろうことは...

2016.08.01

潟の音風景 ー福島潟夕方コンサートー

こちらは早朝の福島潟。 こんな雄大な景色をバックに、夕方の美しい景色を360度全面ガラス張りのホールで堪能できる、とても素敵なイベントがあります。 昨年から開催している「潟の音風景」シリーズ。今回で6回目になります。 8/6 18:00- 福島潟 6F展望ホール 出演者:日比野則彦(サックス)日比野愛子(ソプラノ)野沢美穂(ピアノ) スペシャルゲスト: 白澤いくみ(美スローエイジング協会代表)   入場料が1,000円なのに加え、17:30からキッズ向けショートコンサートを開催、その後、18時からの本番中は、保育園「ひかり園」の無料保育サービスが提供され、子育てが忙しいパパとママもゆっくりとジャズコンサートが堪能できます。 こちらは前回の5月に開催したコンサートの模様。まだ窓の先に見える植物の背が低い...

2016.07.24

春巻き坊やとカレーパンマン - Spring roll kid & Curry donut man -

夏らしい天気が続いています。荒野の夕陽の光景です。 子供が夏休みの時期に入り、自宅で子供とのテレビを共に楽しむ時間が増えますね。 アンパンマンはこの年になってはじめてじっくり見るようになりましたが、特に初期のアンパンマンのストーリーは素晴らしいですね。人間にとって大事なものを教えてくれます。 今日見ていたストーリーでは、春巻き坊やとカレーパンマンが、どっちがおいしいか、を真剣に争っているシーンがありました。そこに、バイキンマンとドキンちゃんが、「自分たちがグルメ王になって、判定してやる=自分たちがたらふく食べてやる」という悪いアイデアを思いつき、変装して登場します。 けしかけられた春巻き坊やとカレーパンマンは、「やってやろうじゃないか」と、へとへとになるまで春巻きとカレーを作り続けます。最後は偽グルメ王がまるま...

2016.07.20

死の先の希望 - Hope after death -

先日のリトリートで五頭・長生館の裏山を散策していた時のこと。 折れた、枯れ木から、きれいな新芽が出ていました。 本当に不思議です。どう見ても命の尽きたようにしか見えない気にどうしてこんなにきれいな新芽がでるのでしょうか。   20世紀に最も活躍した伝道者、ビリー・グラハムは人間にはどんなにテクノロジーが発達し、ビジネスが栄え、医療が進んでも、解決できない3つの問題があると言いました。悪・苦しみ・死です。有名な人の臨終の場に立ち会い、死を恐れ悶える姿を数多く見てきた、と話していました。   昨日はあるビジネスのセミナーに行っておりました。世の中を勝ち抜いていくための様々な方法が討議されておりました。これだけの叡知を集めるのは素晴らしいことです。 しかし、人は死ぬときには、すべてを手放していかな...

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