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2024.09.01

ひかりキッズ5周年を迎えて

今日がひかりキッズ設立5周年の日だ。 8/30の5周年夕涼み感謝会は、子どもたちの作ったランタンと、ひとりひとりのメッセージカードを貼った装飾が園庭を飾り、ホールではさまざまな夏祭りゲームが展開し、100名を超える卒園児・園児・保護者の方々のお集まりいただいて賑やかなひとときを持つことができた。 子どもたち、職員のイキイキした笑顔が、何よりも嬉しかった。     本当にいろんなことがあり、いろんな人が傷つき、苦しんだ。 「Joy」とは実際の心の内は程遠かった。ひたすら暗闇を、見えない光を希望に、止まるわけにはいかず、ただ、ひた走っていた。その最中も様々な噂・誹謗中傷、心の休まる間はどこにもなかった。 しかし、そんな中、人生の一部の貴重な時間を園のために全身全霊で費やしてくださった職員の方々の...

2024.05.08

Feel, sense to express -感じること、表現すること-

今、ひかりキッズのビジョンは「ひとりひとりが愛される保育」「主体性保育」「ひとつの大きな家族」の3つの柱に集約されているが、考えてみるとこの3つは運営者視点である気がしてならない。   これからの子どもの人生が、保育園だけでなくこの先何十年と続いていくことを見据えた時、どうあることが一番今の子どもにとって必要なのか、を考えた時、昨今の様々な体験・経験を通して今感じているのが Feel, Sense and Express(感じること・表現すること) この2点に集約されるのではないか、と思う。   自然界との交わり、人との関わり、形・色への興味、音への感覚、力の入れ方など、あらゆるこの保育のポイントは、結局のところ自分が世界とどう関わっていくか、すなわち、自分が愛されるものから愛するものに、ま...

2023.08.11

アンビヴァレンスと感性

来月9/17コンサート予定の「ほっこりハウス」 久しぶりに宝塚に伺うのを楽しみにしています。   さて、私の保育園でも子どもの発達についての相談や検討を日常のように行っていますが、私たちが肝に銘じておかなければいけないのが「レッテルを貼ってしまう」こと。 特に発達に関する知識が増えてくればくるほど、その中で子どもの状態から子どもの抱える問題を判断し、対処法に結びつけようとしてしまいがちです。   今回非常に参考になったのは精神医学臨床家の小林隆児さんが書かれた「臨床家の感性を磨く」という本。心理学出身の私としても、「関係を見る」というところの具体的な方法について、とても興味がありました。 その中で著者は「アンビヴァレンス」(言葉にできない相反する「もやもや」感)に着目しています。そのアンビヴ...

2023.05.07

愛するということ

早朝のひかりキッズ。 隣の教会の皆様や用務の先生が心込めて育ててくださったお花でいっぱいです。   連休で久しぶりにブログに向かう時間が出来ました。   明日は園で「家族の日」礼拝を持ちますが、改めて「愛するということ」って何か?子どもでもわかる説明って、どうしたらよいか?と考え、調べてみました。   エーリッヒ・フロムという20世紀初頭の思想家は名著『愛するということ(1956)』の中で、愛の5つの要素を挙げています。 1.あたえる:「自分のなかに備えられ、与えられたものを与えること」授与 2.きづかう:「愛する者の生命と成長を積極的に気にかけること」配慮 3.になう:「誰かの必要を満たす責任を持つこと」責任 4.うやまう:「尊敬とはその人が唯一無二の存在であることを認めること」...

2022.11.09

一番大事なものを差し出す

佐渡の海岸にて。 10月末の佐渡のコンサートは、本当に感激でした。美しい紅葉・温かい人々、佐渡の魅力を改めて感じました。   昨日とても感動したこと。 下の子が、帰り際に車の中で泣き出してしまいました。理由を聞いてもはっきりとは答えてくれなかったのですが 夕食後、ご機嫌になったところで聞いてみました。 そうすると、自分が一番欲しかった、夕軽食のおにぎりを「パパ一番頑張ってるから」と、私に差し出してくれ、自分はご飯を食べずに頑張ったとのこと。 お腹が空きすぎて車の中で悲しくなってしまったとのことでした。 ちなみにそのおにぎりは私の晩ごはんになりました。 そんな心配りができる子どもになっていることが、本当に感動でした。いろいろと苦労をかけてしまっていて申し訳ないと思いながらも、いっぱい褒めてあげました。 ...

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