2018.02.20

2/23 いのちをめぐる連続講演会@新潟がんセンター

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2/23 新潟県立がんセンター新潟病院での、コンサート&講演会。

前回34回の講演会にもお邪魔しましたが、これほどまでに緊張感のある本番も珍しいかもしれません。

最近の講演会やコンサートのMCでは、「言葉の重さ」を実感しており、間違ったこと、その場で言うべきでないことを不用意に言ってしまわないように、すべて原稿にしてから本番に臨むようにしているのですが、今回ほど何度も何度も念入りに言葉を選んだことはなかったかもしれません。台本を少なくとも10回は書き直しました。新曲や新しい朗読も用意しました。

私にとってこれほど熱くなれるものがあることも自分でも不思議でなりません。使命感とか、そういうものでもない気がします。いかに自分の意見や思いとして語るのではなく、もっと感覚で感じ取れるところまで落とし込めるか。言葉が罠になるようなことになっていないか。そんなことを今日も妻と一日論じ合って、校正に校正を重ねていました。

ゲームの仕事をしている時もそうですが、精魂込めて作ったものを頭から「なんか違うね」と言われると、ショックなものです。クライアント優先、こっちは職業人ということがわかっていても、やはり、少なからず自分が否定されたような気になるものです。自分が携わる制作の現場では、できるだけアーティストや作曲家がそのことで凹んでしまわないような配慮にいつも気を配っていました。

今回の度重なる校正でも、自分が夜通しかけて考えた原稿をあっさり「これはまずいんじゃない・・」と言われてしまうと、さすがに凹みました。しかし、本音の意見を言ってくれる妻がいないと、「まあいいやん」ではすまされない緊張感のある本番であることも事実で、「ここは辛抱」と自分にも言い聞かせながら、なんとか準備を進めています。

2/23 18:00より、どなたでも歓迎ですので、ぜひお越しくださいますと嬉しいです。


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