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2023.07.06

日々雑感

護摩堂山の紫陽花。私は紫陽花の花が好きです。もの言わぬ優しさ、おおらかさを感じます。   あまりにもいろんなことがありすぎて、心塞ぐことが多い毎日ですが、 心優しい皆さんの気遣いで少し気を抜く時間をいただき、なんとか持ち堪えています。 紫陽花の群生よりも、この光降り注ぐ何気ない光景に目を奪われました。   山のように目の前に立ち塞がる、解決しなくてはならない問題の数々。 どちらに動いても、首を絞めることになる選択。 皆が心にかけて心配してくださっているのは、本当にありがたいのですが やはり、現実は最後すべて私の肩に。   爆発しそうな重荷と自分を徹底的に責める想いが 今の私の現実。   どんなに共感されても 残るのは寂しさ、孤独、罪責感。   その踠きと苦悩の叫...

2023.07.02

7/14(金)-15(土) 天上の音楽@長生館

村杉温泉・長生館は、今、蛍の真っ盛りです。 7/14(金)夜、7/15(土)昼と、家内と一緒に天上の音楽・スペシャルコンサートを開催させていただくことになりました。 「涙そうそう」「瑠璃色の地球」「手紙」「初恋」など、懐かしの名曲を交えつつ、庭園の竹灯りをバックに、極上のリラックスタイムを演出します。 今回は長生館さんの計らいで、特別お得なプランです。 7/14(金)20:00-21:00 宿泊(夕食込み)+コンサート 17,000円〜 宿泊(夕食なし)+コンサート 1室2名@12,250円/ 1室3名@10,050円/1室4名@7,850円 ライブ鑑賞のみのプランもございます。 7/15(土)13:00-14:00 庭園弁当+入浴+コンサート 3,500円 詳しくはお問い合わせ、または長生館(0250-66-...

2023.05.07

愛するということ

早朝のひかりキッズ。 隣の教会の皆様や用務の先生が心込めて育ててくださったお花でいっぱいです。   連休で久しぶりにブログに向かう時間が出来ました。   明日は園で「家族の日」礼拝を持ちますが、改めて「愛するということ」って何か?子どもでもわかる説明って、どうしたらよいか?と考え、調べてみました。   エーリッヒ・フロムという20世紀初頭の思想家は名著『愛するということ(1956)』の中で、愛の5つの要素を挙げています。 1.あたえる:「自分のなかに備えられ、与えられたものを与えること」授与 2.きづかう:「愛する者の生命と成長を積極的に気にかけること」配慮 3.になう:「誰かの必要を満たす責任を持つこと」責任 4.うやまう:「尊敬とはその人が唯一無二の存在であることを認めること」...

2023.02.06

戦いは終わった

雪の宿にて。   これまでの数ヶ月間でしたが 歩みをともにさせていただいたお二人を天に送りました。   お一人は、ひかりキッズの職員。 ここまで、本当に言葉にできないほどいろんなことがありました。   ALSという病との戦いは、本当につらく厳しい。 全く寄り添いの意味がわかっていなかった私は まるで十字架にかかるイエスを3度知らないと言った弟子ペテロの気分です。   イエスが死の直前に、母マリアをヨハネに託したように 今は残された娘さんと共に歩むことが、私のできる精一杯。 私の一人の力では到底できないことですが それぞれの場所で、それぞれの方がちゃんと備えられ 寂しい思いをすることがないように整えられていることに、感動を覚えました。 神のなさることは全て時に叶って美しい。...

2022.11.22

秋時雨と音楽と

秋の雨には実に静かです。 春や夏は、力強く繁った葉の上に、注がれる雨粒が立派な音を立てますが 秋は散りゆく葉と寂しい枝、地面を覆う無数の落ち葉が、雨を優しく包むので、音が出ません。 また地表は落ち葉のおかげで、実に豊かな空気層を含む凹凸を織りなしているので、がらんとした空間でも響きがかなり抑制されます。 晴れた日なら「カサカサ」と秋の音を感じさせる落ち葉を踏む音も、雨の日は湿気の影響でなんだか元気がありません。 落葉松の秋の雨に 私の心が濡れる・・ 有名な「落葉松」の歌詞ですが、この音場からくる空虚感も、心の涙を誘うのかもしれません。   ところで、今日は新潟・古町のイタリア軒にてのディナーショー。ソロプチミストの皆様の主催とお力添えで、250名超のお席は完売とのこと。心より感謝申し上げます。 Aut...

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