11月、新潟の鉛色の空。しかし同時に天使の梯子が良く見られる時期でもあります。
最近作った曲「虹の約束」の1番の歌詞です。
鉛色の空の下
雨に打たれて
何も見えないときは
こころの目を開こう
雲の中に隠れてる
光の天使が
はしごを降りてきて
こうささやくよ
虹のかなたに
わたしをみつけて
虹の約束
思い出して
あなたは あなたは
天をつなぐひと
昨日尊敬する知人から頂いた本で、モーリス・ズンデルのことを書いた「沈黙を聴く」に
今日はすっかり虜になってしまいました。
印象的な言葉としては
「神の美しさに魅せられた人は、もはや自分を眺めない」
「大切なのは私の救いなのではなく、私たちの手の中に託された神のいのちなのである」
「私たちに可能な最大の勇気は、私たちの問題を二番目に置くことなのだ」
「『愛』の現存があれば、話す必要はなく、ただそこにいるだけで事足りる」
「神の喜びとは・・・すべてを失って、もはや失うものを持たない方の喜び・・・貧しさの中で永遠にご自身を与える方の喜びである」
他にもまだまだありますが
「肉の思いに死す(自己放棄)」ということはどういうことなのかをこれほどわかりやすく、明確に語ってくれた本は初めてでした。
彼自身はキリスト教会側からはほとんど無視され、知られることはなく、貧しさの中に生き、苦しむ人と共に歩む人生を送ったようです。
現代の「アピール&スピード」文化とは全く対極のところにある、静かな黙想を通してしか得られない真理に気づかされました。