早朝の露にぬれた草。 不思議と、こういうフワフワのネットのようなものが、至る所にあります。 綿あめみたいな感じです。 こういう時間がとれるのも、カントリーサイドならではです。 地方移住する理由は、人により様々だと思います。例えば 1)健康上の理由 2)家庭上の理由(両親の介護など) 3)自分を試してみたい 4)地方の良さを発信したい 理由が何であるにせよ、地方に若者が増える事は、素晴らしい事だと思います。 ここで、地方移住して、さらに起業する、ということを前提に考えてみます。 ありがたいことに、地方自治体や、地元の篤志の起業家が、若者の定着のためにはそういう方が必要だという認識の元に、様々な起業支援があります。 新潟でも、NSG・アルビレックス代表の池田弘さんが「起業塾」を開催し、起業される方をあらゆる面からバ...
私達は学校で「努力する」事を教えられましたが、「祈る」事については殆ど教えて来られなかったように思います。だから「祈りの力」といわれてもピンと来ない方が多いかもしれません。 日本人は、実に霊的感受性の強い民族だと思います。自然に神を感じ、ありとあらゆるところに神社があり、あらゆる占いがwebやアプリ、新聞にも載っていて、海外から来た知人は日本の占いビジネスの隆盛にとても驚いていました。江戸時代の国家政策として展開された檀家制度も、「死ぬ時は何となく仏教かな」という意識をいまだに日本人に残しています。「日本人は神道で生まれ、キリスト教で結婚し、仏教で死ぬ」とは良くいったものです。 村上和雄の「人は何のために祈るのか」という本に、いかに祈りに力があり、病気を改善するような力まであるか、ということが書か...
大阪近郊に生まれ育ち、東京で15年、それからなぜ今、新潟なのか。 それは、新潟でないとできない仕事があったからです。 その間、3年のアメリカ生活、10年に渡るマレーシアとのご縁、度々の海外出張で世界のいろんな地を見る経験をさせて頂きましたが、改めて日本の良さに気付きました。 - 繊細、丁寧な仕事 - 人のことを思いやる利他の心 - 豊かな自然、気候、食 - 効率・利益だけでものを考えない(共存共栄) 新潟は、関越の山に遮られているおかげで、良い意味で日本の欧米化・スピード効率化の波をそれほど受けずに、日本の良さを育んでいる地だ思います。 また冬の厳しさが、これらの良さを更に醸成しています。冬の間思ったように動けない、ということが、これほど大事であるとは思っても見ませんでした。動物は、その間冬眠するか、皆死に絶え...
実にきれいな虹が出た日がありました。 虹についてとても詳しく書いてあるサイトがありました。 http://www.ccs-inc.co.jp/s2_ps/s1/s_04/column/light_color/vol19.html 驚いたのは、「虹は空中の水滴、太陽、観察者がある特定の位置関係になるときにのみ見える」「虹の円弧の中心は必ず、観察者と太陽を結ぶ線の先にある」ということ。つまり、同じ虹でも見る人、場所が違えば虹には見えない、ということです。 これには感動しました。 虹は単なる景色ではなくて、その人専用の、その一瞬のものだということ。だから古来から「虹は神と人との契約の象徴」と言われて来たのでしょう。 これだけの大自然の中で、たった一人のために現れる景色。 考えてみれば、身の周りにある全てが、必然を持っ...
「潟の音風景」でも使用した、新潟の春の音です。 冬から徐々に春に移行するさまを、自然音で表現。水、水鳥、うぐいすなど。鳥の声は、生だと随分大きく聴こえるのに、録音すると実に小さくなってしまうから不思議です。 ------English------- Nature sound in early spring at Niigata, Japan. It is strange to find out birds sound quite lound in live, but sound much softer in recording.