KEYWORD:

2015.05.28

グローバル化の本当の意味 - The true meaning of "globalization"-

夕陽の中、突き進むヨット。 「新たな地を目指して、成功するぞ!」という意気揚々とした攻めの体制、まるで大航海時代を思わせます。 新たな資源、領土を求めて「なんとかしなければ、生き残っていけない・・・」未知の土地の開拓は、それらが限られた人々にとっては至上命題だと思われます。 「グローバル・スタンダード」という言葉が使われて久しいですが、物流・情報のスピードが限りなく早い今日、世界で1円でもコストセーブできる方法があれば、それを追い求めて効率を追求する、それが、本当のグローバル・スタンダードなのでしょうか。   新幹線、飛行機に乗るととても体が疲れる経験は誰もがされた事があると思います。 Epigeneticsという遺伝子発現の研究で、人は自分のルーツが古来から食べて来たものでないものを食べ続けたとき、...

2015.05.19

人はなぜ病気になるのか -why a person gets sick-

今日は雨です。 人はどうして、病になるのでしょうか。 自分の計画が途絶え、痛みがあり、経済的にも苦しくなり、不安に襲われる・・できれば、誰も通りたくないものです。でも、人は必ず病を経験するように出来ています。 病のつらさは、当事者だけでなく、家族をも追い込みます。長引く病は、時間的、経済的、精神的にも皆の問題となっていきます。 病とはある意味「持っているものを取り上げられる経験をする」とも言えるのではないでしょうか。健康な体、自由、時間・・   病に関する一つの答えが、聖書ヨハネの福音書9章にあります。  生まれつきの盲人を見た時、弟子たちはイエスにこう質問しました。 「先生。彼が盲目に生まれついたのは、だれが罪を犯したからですか。この人ですか。その両親ですか」  イエスの答えはこ...

2015.05.10

音に魂を込める - put the spirit in your music-

連日現場が続いています。 明日もレコーディングなのですが、今日も朝から現場と本番で時間がなく、仕方ないので早朝に勢いで14曲のアレンジを仕上げました。1曲平均7分。殆ど直感で譜面を書いていきます。多分慣れてる人にしか読めません・・   音に魂を込めるということ。 これは演奏家にとって永遠の課題です。 特に、いつも理想の状態で演奏できれば良いですが、PAが良くなかったり、体調が良くなかったり、楽器がベストな状態でなかったり、直前にトラブルが起こったり・・・集中できない状況が次から次へと起こってきます。 それでもあなたは音に魂を込められるでしょうか。 「ホールは魔物」という人がいます。極端に大きいホールで演奏した事のある方はお分かりと思いますが、大海原に向かって、自分が吸い取られるような錯覚に陥る事があり...

2015.05.08

祈りの力(2)-power of prayer 2-

明日は、ラ・フォル・ジュルネ新潟エリアイベント、門前音楽市の初日。新潟県政記念館にて、18:30より天上の音楽の演奏があります。パリ・コロンヌ管弦楽団とステージをシェアする予定です。ご都合の付く方、是非お越し下さいませ。 祈りの力について、先の記事で「自分の力を手放すこと」が最大の力、また「他の人のために祈るのは、愛がなければ難しい」と書きました。 これについてもう少し補足をしておきます。 人は、何かを成し遂げようとする時、明確な目標と綿密な設計を立て、帳尻が合うように計画を進めます。 ところが、往々にして、その通りにはいきません。その時に人には4つの選択肢があります。 1)計画を練り直し先に進む。 2)信頼できる人に相談する。 3)祈って神に頼る。 4)あきらめる。 いずれかを経て先に進めれば良いのですが、時...

2015.05.08

祈りの力 -power of prayer-

私達は学校で「努力する」事を教えられましたが、「祈る」事については殆ど教えて来られなかったように思います。だから「祈りの力」といわれてもピンと来ない方が多いかもしれません。 日本人は、実に霊的感受性の強い民族だと思います。自然に神を感じ、ありとあらゆるところに神社があり、あらゆる占いがwebやアプリ、新聞にも載っていて、海外から来た知人は日本の占いビジネスの隆盛にとても驚いていました。江戸時代の国家政策として展開された檀家制度も、「死ぬ時は何となく仏教かな」という意識をいまだに日本人に残しています。「日本人は神道で生まれ、キリスト教で結婚し、仏教で死ぬ」とは良くいったものです。   村上和雄の「人は何のために祈るのか」という本に、いかに祈りに力があり、病気を改善するような力まであるか、ということが書か...

Page Top