KEYWORD:

2016.09.29

健康と音の関係 - Relationship between health and sound -

新潟リトリート、10/15が申込締切です。どうぞよろしくお願いします。   私たちは、日々音に囲まれた生活をしています。音のない環境というのは、地球上には完全な無響室を除いて存在しないと思います。無響室に入ると、人は程なくして錯乱状態になると言われています。 「音」が人の健康にどのような影響を及ぼすか、ということについて、いろいろと過去の研究がありましたのでご紹介します。詳しくはこちらのサイトに載っています(英文)。一番気になっていたのが測定評価方法ですが、有名なジャーナルに乗るようなものでも、意外と未だに「スケーリング」が主流で、その次が生体反応。脳波の感性解析を活用している事例がほとんどありませんが、今後出てくるのではないかと思います。 音楽が人間に与える影響については、次の3要素が考えられます。...

2016.08.21

新潟・福島潟リトリート ー本当の自分を発見しようー 10.29(Sat)- 30(Sun)2016

天使のはしご。新潟では10月後半に時折みられる光景です。 リトリートの第2回目は、テーマを「本当の自分を発見しよう」です。体に良い食事、心安らぐ音楽、自然の中でのウォーキング、メディテーション(黙想)を通じて、体・心・魂をリセットして元気を取り戻しましょう! 新潟・福島潟リトリート ー本当の自分を発見しようー 概要 日時 10.29(土)-30(日),2016 1泊2日 食事・宿泊付 定員 14名(1人参加の場合は相部屋となります) 料金:38,000円(税込) 申込期限 2016年10月15日 運営 株式会社ジェム・インパクト 申し込みは、氏名・人数を明記の上、こちらよりお願い致します。 プログラム・タイムスケジュール 10.29(土) 11:00 新潟着 12:00 村杉温泉「長生館」にてアンチエイジング昼...

2016.08.11

「ゼロベース思考」を読んで -Think like a freak-

今日はすっぽり時間が空いたので、本屋に寄って、以前から読みたかった「ゼロベース思考」の本を読みました。 MBAでも取り上げられることのある思考法のようですが、読みはじめてすぐに気づきました。「これは思考法の問題ではない」ということを。 著者のスティーブンとステファンが、どちらが中心かわかりませんが、子供の頃に、親からとても自由な発想を許されて育てられてきたことが数々の文脈から読み取れました。   本書の大きなテーマは「わかりません、と言える勇気を持つことの大事さ」。 知らないことを知らない、わからないことをわからないと言えないからこそ、多くの間違いを引き起こしているということです。 逆に言えば「神の全能性」をはっきり認めている経済書であるとも言えます。彼がプロテスタントの信仰を持っているであろうことは...

2016.07.12

人生の最終段階における医療 - Medical care in last stage of life -

Harp Therapist、Linda Hill-Phoenix氏のホスピス・ベッドサイドでの演奏の様子。 この時の体験は、私の音楽に対する考え方を大きく変えました。詳しくは日比野音療研究所のサイトに書いています。 厚生労働省が平成26年に発行した「終末期医療に関する意識調査等検討会報告書」では、終末期医療を「人生の最終段階における医療」という呼び名に変え、全人的なケアを推進することが書かれておりました。 音楽をケアの一環として用いるとき、ともすれば「療法」の側面が強くなりすぎて「何かが改善する」ということに対してのみ評価が下されたりしています。 もちろん、そういう側面があることは数々のエビデンスからも事実だと思います。   しかし、私が思うに、本当の音楽のなすべきことは、病気が奇跡的に治ることより...

2016.06.25

人はなぜ生きるのか - Why human live a life -

凛舟の一番の応援団長であった、福島潟の館長、小山佳寛さんが先日亡くなりました。まだ68歳という若さで、つい先日までお元気な姿を見せておられたのに、大変残念です。 凛舟そして天上の音楽の活動を、単に商業活動ではなく文化活動である、として、あらゆる面で利害を超えて支えてくださいました。正しいことは正しい、間違っていることは間違っている、ということを立場を恐れずはっきりと語ることのできる、新潟では本当に貴重な存在の方でした。 あれほどの知識と知見に富み、豊富な人脈と優れた頭脳、鍛え抜かれた体を持っておられる方が、こんなにも一瞬にして塵に帰ってしまうとは、なんという「もったいない」ことでしょうか。一体、人は何のために生き、学び、努力し、高みに登るのか、すなわち「人はなぜ生きるのか」という問いを感じざるを得ません。 訃報...

Page Top