福島潟の感動的な夕焼け。 今日は教文館のカフェに入り浸って、元従軍チャプレンだったマリーン・キャロザースの「獄中からの賛美 (Prison to Praise)」を読みました。 本が出版されたのが私の生まれた翌年(1974年)だから、もう40年以上前のことです。主にベトナム戦争のころの話とリアルにかぶる部分がありますが、霊的成長の過程をとてもリアルに描き出している本でした。 元々、刺激を求めて陸軍訓練から脱走、刑務所入りになる著者が、祖母と祖父の強い祈りの元で信仰に導かれ、やがて牧師を目指すようになります。 しかし、どうしても心にひっかかることがあったそうです。それは不正なやり方で溜め込んだヤミ資金でした。彼はそうと気づくや否や、そのお金(為替)をすべてトイレに流してしまったとのこと。そして、元軍人であるがゆえ...
昨日は、とても久しぶりに嬉しい再会がありました。 かつて一緒に仕事をした仲間で、音楽業界では名の知れた人でした。 一時体調を壊して、シーンから引退していたそうです。 その時から、本当に大事なものに向き合い始め、幼かった頃に慣れ親しんだ聖書を紐解くようになったそうです。 私も全く知りませんでしたが、 たどれないくらい前の代からつながる筋金入りのクリスチャンで、大学まで欠かさず毎週ミサに行っていたそうです。彼の地元では学校と教会が溶け込んでいて、それが当たり前の光景だったそうです。 彼が手掛けていた音楽は、どちらかといえば真逆の、深夜に大音量で流れるタイプの音楽でしたが、その体の悪い時期を通り過ぎてからは、作る音が全く変わってしまって、スッキリ明るい音になっていました。 今、信仰を持つ伴侶を持ち、共に毎週ミサに集う...
明日は、ラ・フォル・ジュルネ新潟エリアイベント、門前音楽市の初日。新潟県政記念館にて、18:30より天上の音楽の演奏があります。パリ・コロンヌ管弦楽団とステージをシェアする予定です。ご都合の付く方、是非お越し下さいませ。 祈りの力について、先の記事で「自分の力を手放すこと」が最大の力、また「他の人のために祈るのは、愛がなければ難しい」と書きました。 これについてもう少し補足をしておきます。 人は、何かを成し遂げようとする時、明確な目標と綿密な設計を立て、帳尻が合うように計画を進めます。 ところが、往々にして、その通りにはいきません。その時に人には4つの選択肢があります。 1)計画を練り直し先に進む。 2)信頼できる人に相談する。 3)祈って神に頼る。 4)あきらめる。 いずれかを経て先に進めれば良いのですが、時...