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2020.01.01

新年のご挨拶

謹賀新年 あけましておめでとうございます。 2020年が益々祝福の年となりますようにお祈り申し上げます。     「音」と「人」のより良い関わりで 一人でも多くの方に「生きていく希望」を    昨年は新潟・東京・横浜・愛媛など全54箇所で「天上の音楽」コンサートを開催させていただきました。6月にかけはし芸術文化振興財団様の主催により行った東京・Artware Hubでの公演では「人生の走馬灯」をテーマに、360度の音と映像を使い、天から送り出されたいのちが、この世の困難試練を経て、やがて天に還っていく樣をよりリアルに感じられる演出を行いました。    心身の癒しに特化した音響装置「凛舟」は、何名かの終末期の方々の個室に、無償で凛舟のお貸出しを行いました。ご家族様との大事な時間が和解と平安で彩...

2019.09.22

たった一つの大事なこと

この3連休は駒ヶ根の「愛の家」に来ています。 アクセル全開で進んできたこの数ヶ月、とくにこの2ヶ月は保育園の開園やら収録案件やら共同研究やらコンサートやらで気が狂うような忙しさでした。 本当に久しぶりにその怒涛の嵐から静まる時間が持てました。   この愛の家は、様々な生きづらさを抱えた人たちが集い暮らし、私のように訪れる宿泊客と共に過ごします。 ここは10年ぶりに訪れたのですが、今村都先生はまったく変わらず飾らない人柄と優しさで迎え入れてくださり、家に帰ったような気分でした。 山のてっぺんに近いこの付近は、りんごの木がちょうど色づいてとても美しいです。 今村先生との雑談の中で、先生は「小さな成功を共に喜ぶ」ことの大事さ、を語ってくださいました。 私自身、そのことを完全に見失っていたなあ、と改めて振り返...

2019.02.27

愛とは何か

最近、6年間の闘病生活を経て、お亡くなりになった、凛舟のお客様がおられた。 意識が戻ることはなかったが、24時間365日、凛舟とともに生きられた6年間でいらっしゃった。それは私たちにとって、凛舟の開発の歴史とともに歩んだ時間でもあった。至らない私たちの試行錯誤にも、忍耐強くお付き合いくださった。 亡くなる前日に、タブレットが止まった。亡くなった当日、私たちは、天国のような景色を新潟の空に見た。ご家族は「彼が持っていっちゃったのかもね」とお話下さった。ご葬儀では、思い出の曲が真新しい凛舟から奏でられた。私は、彼が天国から微笑んでいる姿を感じた。   愛とはなんだろうか。 社会的に大きな働きや弱者救済事業を立ちあげること。それを私たちは愛と思いたい。   しかし、彼に教えられたこと。そして、今日...

2018.11.20

沈黙を聴く

11月、新潟の鉛色の空。しかし同時に天使の梯子が良く見られる時期でもあります。 最近作った曲「虹の約束」の1番の歌詞です。 鉛色の空の下 雨に打たれて 何も見えないときは こころの目を開こう 雲の中に隠れてる 光の天使が はしごを降りてきて こうささやくよ 虹のかなたに わたしをみつけて 虹の約束 思い出して あなたは あなたは 天をつなぐひと   昨日尊敬する知人から頂いた本で、モーリス・ズンデルのことを書いた「沈黙を聴く」に 今日はすっかり虜になってしまいました。   印象的な言葉としては 「神の美しさに魅せられた人は、もはや自分を眺めない」 「大切なのは私の救いなのではなく、私たちの手の中に託された神のいのちなのである」 「私たちに可能な最大の勇気は、私たちの問題を二番目に置くことなの...

2018.11.14

人は思った通りの人間になる

「人は思った通りの人間になる」 有名なナポレオン・ヒルの言葉です。 一方で、聖書に次のような言葉があります。 「神の思いと肉の思いは相容れない」 自分という人間のハンドルを自分が握るとき 成功哲学は大きな意味をなします。 学校もそのように教えます。 しかし、聖書はそのように語りません。 「肉の思いを焼き尽くし、自分に死ぬこと」 そして、神の思いと一つになる自由を語ります。 「世の中で成功して、たくさん富を儲ければ、多くの人を救えるじゃないか」 これが人の考えですが 神はそのように考えません。 無実の罪で刑務所に入ること。 財産を全て失うこと。 最愛の人を失うこと。 村八分を覚悟で差別された人のところに行き共に時を過ごすこと。 困難の中に神を見るとき それは試練へと変わります。 困難の中に自分を見るとき それは悲...

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