2017.09.28

自分の時計を捨てる

IMG_4724最近商品撮影キットを買ったのですが、これが実にきれいに撮れます。

写真を撮るのが楽しくなりました。

 

私たちのこの世の生命は、限られています。電池式時計のように、電池が切れるまで、確実に終わりに向かって刻一刻と進んでいます。

 

そんな中、何歳までに何を成し遂げ、今日の予定のうちに何を成し遂げる・・短い期間では、何分後の電車に乗る・・何時の待ち合わせ・・など、時間を上手に使うことが求められています。

 

私たちには3つの時計があると言われています。

自分時計、世間時計、永遠時計。

世間時計とは、例えば戦争とか、不況とか、天変地異とか、世の中の流行りとか、家族の状況とか、自分以外の状況によって作り出される時の流れです。

永遠時計とは、神の時計。死を超えるもの。

 

世間時計によって、自分時計を失うことはつらいことです。自分の人生計画を自分時計によって作っていたとしたら、それが全て無と帰してしまいます。何のために生きてきたのか・・という問いに行きあたります。

事業もそうです。この激動の世の中、簡単に自分時計は止まります。

 

時を止めないためには、自分の時計を捨て、永遠の時の中に置かれている自分を知る必要があります。

 

早朝、世の中が動き出す前に、そのことを考えます。

もし、自分が永遠の時の中で生きているとしたら・・

 

やがてなくなるもののために、時間を使うでしょうか。

世間時計から放り出されたからこそ気づく、本当に価値ある時。

 

もっとも大事な朽ちないもののために、今与えられているあらゆるものを用いたいものです。


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