人には誰にも言えない「心の闇」があるのではないでしょうか。 その叫びに耳を傾けたことはあるでしょうか。 普段は蓋をしておいて、真っ当に社会生活を送ることもできるし、対人関係もこなすことができる。 しかし、ふとした時に、その闇からの叫びが大きくなり、狂ってしまいそうになる。何のために生きているのかわからなくなる。 そんな声を最近よく聞きます。 私も大学で心理学を勉強しましたが、「誰が悪い」「何が悪い」「どういう体験が原因」「どういう社会構造」という問題に目を向ける方法は、カウンセリングや心理テストを含め、山とあります。 原因を「知る」ことは自分の中での整理をつける上で必要でしょう。しかし、原因を「悪い」としたところで、問題は解決するでしょうか。 私たちには、変えられるもの...
先週末の福島潟、そして長生館のコンサートには、多くの方にお越しいただいて本当に感謝でした。 リトリートでは、とても美しい蓮の花を見ることができました。 天気も奇跡的に守られ(コンサートの終演直後から、雨が降り始めたのは本当にびっくりでした)、素晴らしいひとときとなりました。 先週から休みなく仕事や移動が続いていたこともあって、今週は体調を崩してしまいましたが、そのおかげでこの2日間ほど休息となり、とてもゆっくりした時間を過ごすことができました。 8/1は結婚記念日でしたが、普段は子育てに、仕事に何かと忙しい妻とも、ゆっくりと過ごすことができて、とても良かったです。 いろんなことに、改めて感謝の気持ちが湧いてきて、とても嬉しくなりました。 この2日間、私は寝ているだけで、妻がかわりにいろんな連絡業務...
雨が降り続いています。 先日は、介護施設の中でも20年以上の歴史があり、現在看取りまで積極的に行っているという施設様でのコンサートがありました。ご家族の方もご一緒に来られ、総勢100名を超える賑わいでした。 職員の方々も素晴らしいお人柄でしたが、彼らは入居者様にとって家族以上の家族となっており「自分のケアがこれで良かったのか」と悩むことも多いといいます。 特に食べられなくなった方に無理やり食べさせることに対して、悩む部分も多いようでした。 ある方が、終演後の打ち上げで「『そうか、今日を楽しく生きれれば、それでいいんだ』と思うと、とても気が楽になりました」とおっしゃってくださいました。 「天上の音楽」コンサートでは「いのちの希望」をお届けしたい、というのが私たちの願いですが、その根本に...
本日長生館にて、Jazz Loungeコンサートを行います。 ジャズピアノBill Evansを研究し尽くした中村葉子氏のソフトで優しいジャズピアノとのDuoです。 中村氏とは大学時代から20年以上の共演を続けております。NYの鬼才ピアニストFred Hearsh氏の愛弟子でもある方です。 ミュージックチャージは特にありません。ご都合のつく方、お越しいただけましたら大変幸いです。
阿賀野の千年杉。 この杉を見て感じたことを千年のいのちという曲にしました。 最近のコンサートで良く演奏しています。 仕事・健康・生き様・食・音楽・考え方、 人が生きていく上で、価値観は人により様々でしょう。 しかし、すべてのもの・ことは、2つに分かれると私は思います。 良いもの。 と 悪いもの。 誰にとって、、時代にとって、地域ににとって、でなく 普遍的で、かつシンプルなこと。 良いものは、自分の弱さを覚えさせるもの。 悪いものは、自分の強さを覚えさせるもの。 だから 自分が弱くされる時、愛が通る場所ができる。 自分の弱さを覚え、自分の弱さを知ることなしに 愛は始まらない。 強い自分が注いだつもりの愛...