KEYWORD: いのち

2015.07.19

戦争に反対するか、平和を創るか - Stand against war, or create peace -

戦争を望む人など、誰もいないはずです。 でも、今、日本が戦争に向かう方向に進んでいます。 おそらく、崩壊し始めた中国に対する備えでしょう。これに対しては日本が日本だけの意志で動けない背景があることも大きいのだと思います。 今日、以前のような大虐殺が起こるような戦争は減りつつあるでしょうが、情報&洗脳を使った、知らないうちに侵略されていく、というスタイルが増えつつあるように思います。 戦争がこの世から完全になくなる事はまずあり得ないでしょう。これまで何千年の人の歴史を見ても、人が文明を持って以来、支配と侵略の歴史が人の歴史といっても良いくらいです。しかも勝者しか歴史に刻まれません。 なぜ人はそこまで支配と侵略を望むのでしょうか?   「恐れ」が一つの答えではないかと思います。 このままでは食料がなくなっ...

2015.06.17

絶好の環境 - the best place -

あじさいが美しい季節になりました。 私はあじさいがとても好きですが、あじさいの花に見える所は、実は花ではなく「がく」だそうです。 そういう主張の優しい所も私が好きな理由かもしれません。 今日も、朝の森は、花が美しく咲き、鳥が楽しそうに鳴いていました。   先日、ススメバチが自宅の軒先に、見事な巣を作っていました。 最近ハチが多いなあ、と思っていたら、当然のことでした。雨風が当たらず、風通しがよく畑も近く、ハチにとっては絶好の環境だったのでしょう。それにしてもハチが巣を作るスピードの速さには驚きました。 せっかくのハチさんには大変申し訳ないのですが、ハチの巣にはさようならをしてもらいました。 私達人間から見れば「もう少し違う所に巣を作ってくれればこんなことにはならなかったのに・・」と思います。次来た時に...

2015.06.09

薔薇色の人生 - La Vie En Rose -

薔薇が最高に美しい季節がやってきました。 先日の長岡丘陵公園の薔薇は本当に素晴らしかったです。 これだけ素晴らしい薔薇をタイミングよく咲かせるにはどれほどの苦労があったかと思うと本当に頭が下がります。 コンサートではお花を頂く事がよくあります。お花を頂くのはとても嬉しいですね。   以前、私は花を頂くのがとても申し訳ない気持ちがしていました。 植物の最盛期に、一番良い所だけをぶちっと切って、植物を見殺しにしてしまうという、 とてもかわいそうな行為に思えてなりませんでした。 まるで、20代の若さと美しさだけあれば良い、と言わんばかりで。 ところが、薔薇のことを少し学ぶと、新しい事に気付かされました。 美しく咲いている薔薇の花は、今後の生育のためにも、全てとってしまわなければいけないそうです。 考えてみれ...

2015.06.04

本物とは - the real thing -

朝露に濡れる小さな草花。 梅雨がいよいよ来たようです。 「本物」とは何か、ということを考えたとき、次のような条件を備えているのではないかと私は思います。 1)朽ちない 2)時代や状況に左右されない 3)人の評価に影響されない まず、「朽ちない」という時点で、一人の個人はどう頑張っても、そのままでは本物に成り得ないでしょう。 人間は、実に弱いものだと思います。人の目を気にしないような本物を作りたい、そうはいっても生活があるから世のニーズに応えなければ・・そう考えて、狭間で実に悩みます。 私自身も、自分だけが良い思いをして、助かるために、どれだけ沢山の人や状況を見殺しにしてきたか・・どんなに悔やんでも過去の事実は変わりません。改めて本当に自分の「本物でなさ」を思い知らされます。 そんな自分でも、何とかして「本物を作...

2015.05.28

グローバル化の本当の意味 - The true meaning of "globalization"-

夕陽の中、突き進むヨット。 「新たな地を目指して、成功するぞ!」という意気揚々とした攻めの体制、まるで大航海時代を思わせます。 新たな資源、領土を求めて「なんとかしなければ、生き残っていけない・・・」未知の土地の開拓は、それらが限られた人々にとっては至上命題だと思われます。 「グローバル・スタンダード」という言葉が使われて久しいですが、物流・情報のスピードが限りなく早い今日、世界で1円でもコストセーブできる方法があれば、それを追い求めて効率を追求する、それが、本当のグローバル・スタンダードなのでしょうか。   新幹線、飛行機に乗るととても体が疲れる経験は誰もがされた事があると思います。 Epigeneticsという遺伝子発現の研究で、人は自分のルーツが古来から食べて来たものでないものを食べ続けたとき、...

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