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2019.07.01

Bruce Springsteen on Broadway

私と同世代の方でブルース・スプリングスティーンを知らない方はいないのではないかと思う。 ベトナム帰還兵のことを歌った「Born in the USA」は、私の小学校高学年の塾通いの途中に、毎日好きで立ち寄った電気屋の大型テレビやレーザーティスクから流れていたのを鮮烈に思い出す。 土曜の昼は、FMのダイヤトーン・ポップスベストテンを「エアチェック」するのが最高の楽しみだった。Van Halen, Bon Jovi, Madonna, Wham, A-ha, Bryan Adams...毎週流れてくる洋楽にワクワクしたのを覚えている。 そのうちの一人が紛れもなくBruce Springsteenだった。一回聞いたら忘れないあのシャウトは、当時英語のヒアリングがろくにできない私にとっては、アメリカの国旗のマークととも...

2019.06.27

新潟山形地震、おかげさまで大丈夫でした

記事をあげるのが随分と久しぶりになってしまい、国内外の多くの方からのご心配のご連絡をいただき、本当に恐縮でした。でも覚えて心にかけてくださる方がおられることは、大きな励みでした。お心を寄せてくださった皆様に心から感謝です。 写真はこの9月にオープンする、建設中の「ひかりキッズ」保育園。高台の一番高いところに位置するため、おかげさまで大きな揺れにもびくともしませんでした。 http://www.hikarikids.net 日本海側はもともと津波が大きくならないので、新潟の被害は揺れの大きさの割には割と限定的だったように思います。新潟地震の教訓により地震に耐えられる街づくりができていること、また街自体が密集せずかなり広範囲にspread outしていることも大きいかもしれません。   今日から名古屋に来...

2019.02.27

愛とは何か

最近、6年間の闘病生活を経て、お亡くなりになった、凛舟のお客様がおられた。 意識が戻ることはなかったが、24時間365日、凛舟とともに生きられた6年間でいらっしゃった。それは私たちにとって、凛舟の開発の歴史とともに歩んだ時間でもあった。至らない私たちの試行錯誤にも、忍耐強くお付き合いくださった。 亡くなる前日に、タブレットが止まった。亡くなった当日、私たちは、天国のような景色を新潟の空に見た。ご家族は「彼が持っていっちゃったのかもね」とお話下さった。ご葬儀では、思い出の曲が真新しい凛舟から奏でられた。私は、彼が天国から微笑んでいる姿を感じた。   愛とはなんだろうか。 社会的に大きな働きや弱者救済事業を立ちあげること。それを私たちは愛と思いたい。   しかし、彼に教えられたこと。そして、今日...

2019.02.07

和解と犠牲 -settlement & sacrifice

冬の間にも春が一歩ずつ近づいてきています。   夏の船出に向けて、冬の間に準備が進められています。   そこに一番必要なものが実は「和解」であることがわかってきました。   和解を実現するためには、戦略ではなく犠牲が必要だとこの度、痛い程学ばされました。   戦略は、頭の良い人ほど巧妙に考えるでしょうが 所詮、人の考えることは、裏を返せば誰かが影で泣くことになります。 すぐに表面化しなくとも、その錆はやがて、事が順調に運んだと思えるような時の最中に、身を突き破って表面に表れ、全てを崩壊へと導くでしょう。   人の目には不可解で理不尽とも思える「犠牲」、それが、水面下で見えなかった争いを「和解」へと導く事があります。しかも、私たちが思うのと、全く違った方法で。 &...

2019.01.18

カウンセリング・ワークショップを開催します

2017年5月の「天上の音楽」でも感動的な講演をしてくださった、オランダの精神科医、Ken Tanaka先生が来日されますので、ワークショップを開催いたします。 オランダは「子供の幸せ度が世界ランキングNo.1」の国だそうです。 こころの病を抱える方々は日本と同様におられますが、その方々も輝きを保ちながら生きていくことができるよう、単に投薬や入院だけに頼るのではなく、丁寧に「一人一人の輝きを見つける」お手伝いを先生はなさっておられます。 私たちはどうしても「診断名」で色眼鏡をかけてみてしまいがちですが、そうではなく、まず「人としてどうその方の『こころのドア』を開いていただき、どうやってコミュニケーションをとっていくか」ということに主眼を置いたカウンセリング・ワークショップを開催してくださる予定です。 対象は一般...

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