「人は思った通りの人間になる」
有名なナポレオン・ヒルの言葉です。
一方で、聖書に次のような言葉があります。
「神の思いと肉の思いは相容れない」
自分という人間のハンドルを自分が握るとき
成功哲学は大きな意味をなします。
学校もそのように教えます。
しかし、聖書はそのように語りません。
「肉の思いを焼き尽くし、自分に死ぬこと」
そして、神の思いと一つになる自由を語ります。
「世の中で成功して、たくさん富を儲ければ、多くの人を救えるじゃないか」
これが人の考えですが
神はそのように考えません。
無実の罪で刑務所に入ること。
財産を全て失うこと。
最愛の人を失うこと。
村八分を覚悟で差別された人のところに行き共に時を過ごすこと。
困難の中に神を見るとき
それは試練へと変わります。
困難の中に自分を見るとき
それは悲劇へと変わります。
天国を、生きている間に選び取り、享受するのか
この世に目を向けて、生老病死を嘆くのか
決断は、強い意志を伴う行為です。
人は神の僕になりたい、と心から願う時
確かに、願った通りの人生を歩むことができます。
どんなに困難があっても、
そこに喜びを見ることができます。
人はこの世のいのちが取り去られた後、何を残していくでしょうか。