保育園近くの太夫浜海辺の森にて。 誰一人いない静かな公園で、晴天の中鳥の声が響き渡っています。 数百メートル歩くとそこは砂浜。素晴らしい環境です。 アフターコロナの「新しい生活様式」についてさまざまな意見があると思います。 メディアでは「今できる取り組み」として、新しい試みや変化を乗り切るための様々な施策が日夜紹介されています。 そういう情報の嵐の中で、世の中から取り残されて何もしていない自分がまるで負け組のように思えてきます。 しかし、この5月の素晴らしい自然の中に身を置くとき、 また振り返って、与えられていることや身近なことに目を注ぐとき 変化や行動だけが全てではないと思わされます。 毎朝このチャペルの木の間の小道を通って、保育園に子供が集まってきます...
夜明け間もないひかりキッズ。 保育園はこの最中にも最後の砦として、衛生管理に徹底して運営しています。 花壇には綺麗なお花が咲き、園庭整備も終わりました。今はこの写真にプラスして奥におおきなケヤキの木が植わりました。今週15日からは隣のアフタースクール棟の工事が始まります。 こんな時だからこそ、改めて気づく嬉しいこともあります。 ・家族がみんな一緒にいるので、家族の絆が深まる。 ・屋外の公園にみんな遊びに行くので、自然に触れる機会が増える。 ・仕事に忙殺されない。自分と向き合う時間が取れる。 ・4月という変化の時期を、少し余裕を持ちながら乗り切れる。 ・いろんな人が助けてくださるのを実感する(消毒液や、マスクを分けてくださる)とても心が温まる ・今週は、NYCのブロードウェイの役者さんが、オンライン授業をしてくだ...
冬の雨の合間に晴れ間が差す、最も新潟らしい瞬間。 「無償」ということについて「教皇フランシスコのことば」という本に非常に示唆に富む一言が書かれていました。 「どこかで『恵み』は売られていますか?・・・(中略)・・・恵みは売買できません。無償でいただき、無償で譲るのです。そして、これがイエス・キリストの恵みです。」 近頃、無償での提供を活用したマーケティングがひとつの手法として取り上げられます。 人の側から見ると、恵みはどこまでいっても「戦略」になってしまいます。Give & Takeの範疇を出ないというか。宗教によっては自分が救われるための「道」という捉え方もあるでしょうが、それとてGive & Takeの範疇かと思います。 自分の人生をm...
ひかりキッズもオープンして4ヶ月。 素晴らしい職員の皆さんのおかげで、なんとかここまでやってこれました。 今日は、職員全員とその子供達を合わせて総勢42人が集まり、全体ミーティングの日です。感慨深いものがあります。2年前にはこんなことは微塵にも想像していませんでした。私の力ではとうていなし得ることのできなかったことが、こうして形になっていくことを実際に見せていただいて、神様の導きを感じずにはいられません。 先日、保険会社の方がAbraham Hunterという若い画家さんの絵のカレンダーを持ってきてくださいましたが、あまりに素晴らしくて感動しました。 上の絵は、がんで苦しむ方のために、希望を届けたい、という思いで書かれたそうです。灯台がイエス様を象徴し、光が直接ではなく、雲の間から差し込み、また打...
雨上がりの加茂山公園。 私はワインが大好きです。 今日の晩酌では、封を開けて2週間以上経つワインと、今日封を開けたワイン(同じワインです)の飲み比べをしてみました。封を開けて時間が経ったワインは、どうも味が美味しくないので、どれくらい違うか試してみようと思ったのです。 なんと、驚くことに、味自体はほとんど変わらないのでした。 しかし、口に入れた時の「感じ」が違います。 確かに、新しいワインはすんなりと口もとを通り過ぎていきます。スムーズに味わうことができます。しかし、古いワインは「すっきり」していないのです。味そのものとは少し違う次元の話でした。味が変化しているものと思い込んでいた私にとっては、大きな発見でした。 先日、1年ぶりにお会いしたオランダのタナカ先生が、オランダのとても美味しいチーズをお土産に持ってき...