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2024.05.08

Feel, sense to express -感じること、表現すること-

今、ひかりキッズのビジョンは「ひとりひとりが愛される保育」「主体性保育」「ひとつの大きな家族」の3つの柱に集約されているが、考えてみるとこの3つは運営者視点である気がしてならない。   これからの子どもの人生が、保育園だけでなくこの先何十年と続いていくことを見据えた時、どうあることが一番今の子どもにとって必要なのか、を考えた時、昨今の様々な体験・経験を通して今感じているのが Feel, Sense and Express(感じること・表現すること) この2点に集約されるのではないか、と思う。   自然界との交わり、人との関わり、形・色への興味、音への感覚、力の入れ方など、あらゆるこの保育のポイントは、結局のところ自分が世界とどう関わっていくか、すなわち、自分が愛されるものから愛するものに、ま...

2023.08.11

アンビヴァレンスと感性

来月9/17コンサート予定の「ほっこりハウス」 久しぶりに宝塚に伺うのを楽しみにしています。   さて、私の保育園でも子どもの発達についての相談や検討を日常のように行っていますが、私たちが肝に銘じておかなければいけないのが「レッテルを貼ってしまう」こと。 特に発達に関する知識が増えてくればくるほど、その中で子どもの状態から子どもの抱える問題を判断し、対処法に結びつけようとしてしまいがちです。   今回非常に参考になったのは精神医学臨床家の小林隆児さんが書かれた「臨床家の感性を磨く」という本。心理学出身の私としても、「関係を見る」というところの具体的な方法について、とても興味がありました。 その中で著者は「アンビヴァレンス」(言葉にできない相反する「もやもや」感)に着目しています。そのアンビヴ...

2023.05.07

愛するということ

早朝のひかりキッズ。 隣の教会の皆様や用務の先生が心込めて育ててくださったお花でいっぱいです。   連休で久しぶりにブログに向かう時間が出来ました。   明日は園で「家族の日」礼拝を持ちますが、改めて「愛するということ」って何か?子どもでもわかる説明って、どうしたらよいか?と考え、調べてみました。   エーリッヒ・フロムという20世紀初頭の思想家は名著『愛するということ(1956)』の中で、愛の5つの要素を挙げています。 1.あたえる:「自分のなかに備えられ、与えられたものを与えること」授与 2.きづかう:「愛する者の生命と成長を積極的に気にかけること」配慮 3.になう:「誰かの必要を満たす責任を持つこと」責任 4.うやまう:「尊敬とはその人が唯一無二の存在であることを認めること」...

2023.04.16

家族

福島潟は菜の花満開。 皆、菜の花に気を取られて、奥の自然観察池のあたりに咲いているサワオグルマを見にくる人がほとんどいないのは勿体無い・・   うちの小3の子どもがこれを見て「家族!」と。   寄り添って咲いている姿が、家族のように見えたらしい。 その観察力・想像力に本当に驚きました。  

2022.05.14

Rejoice, sing a new song -喜びの歌-

ひかりキッズ園庭でダンスの練習をする子どもたち。 いよいよ「天上の音楽」本番の日がやってきました。 ダンスの横山先生のご指導のもと、素晴らしい仕上がりに成長したキッズクワイアーですが、それだけでなく、自分たちで歌詞の意味を理解して、振り付ける子たちも出てきました。 Sing a new song to the Lord! Sing to the Lord, all the world! (Psalms 96) 「新しい歌を主に歌え」(詩篇96)   昨日のリハーサルでは、世界的なソプラノ歌手オクサーナ・ステパニュックさんが、喜んでたくさん歌うことで、自らも肺の弱さを克服し、体が元気になった話をされました。喜びの賛美は、聴く人を元気にする力がある、人はコンサートに来て、心のエネルギーを求めにくる、という...

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