KEYWORD: ホスピス

2026.07.30

2026.8.28 渋谷JZ bratによせて

身近な知人の死をきっかけに「音楽の本質とは何か」向き合うことになった約15年前。 サンディエゴ・ホスピスのハープセラピーに見た、商業音楽、ゲーム音楽では体験したことのなかった逆方向のベクトルの音楽。 本物だと思った。 癒しという言葉で片付けられない「希望」が、そこにあった。 そこから、自分の音楽に取り組む姿勢が180度変わった。 コンサートだけでなく、「音」そのものの研究が音響機器「凛舟」の開発まで発展した。 コロナ下でコンサートを取り巻く状況は大きく変わったが、むしろ凛舟は今、ターミナルケアの現場で活躍している。 様々な方々と出会う中で「コミュニティ」の支えの大事さを知った。それが今の保育園経営に繋がっている。 つながる人の輪も、全く変わってしまった。 かつてはゲーム関係の方々が大半だったのに、今は、医療福祉...

2017.04.03

「音療」について -About Sound Therapy-

株式会社 日比野音療研究所としてのスタートがいよいよ始まりました。 これまでの株式会社ジェム・インパクト(音楽制作・コンサート運営)株式会社光(凛舟の製造)日比野音療研究所(研究開発・天上の音楽企画・レーベル)の3つの事業体で行っていたことを、この度一つの組織に集約しました。 理由は「一番大事なことにフォーカスする」ため。 音楽や制作、事業という枠を飛び越えて、もっと大事なこと、それは、「いのちの希望」を一人でも多くの方が持てることだと考えます。 改めて、もう7年ほど使ってきた「音療」という言葉について、考えてみました。   「音」という漢字の由来は、いくつかあるようです。 1)指事文字。「取っ手のある刃物の象形と口の象形」(「言う」の意味)の「口」の部分に一点加えた形から「楽器や金・石・草・木から発...

2016.07.12

人生の最終段階における医療 - Medical care in last stage of life -

Harp Therapist、Linda Hill-Phoenix氏のホスピス・ベッドサイドでの演奏の様子。 この時の体験は、私の音楽に対する考え方を大きく変えました。詳しくは日比野音療研究所のサイトに書いています。 厚生労働省が平成26年に発行した「終末期医療に関する意識調査等検討会報告書」では、終末期医療を「人生の最終段階における医療」という呼び名に変え、全人的なケアを推進することが書かれておりました。 音楽をケアの一環として用いるとき、ともすれば「療法」の側面が強くなりすぎて「何かが改善する」ということに対してのみ評価が下されたりしています。 もちろん、そういう側面があることは数々のエビデンスからも事実だと思います。   しかし、私が思うに、本当の音楽のなすべきことは、病気が奇跡的に治ることより...

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