KEYWORD: 感謝

2016.08.08

蓮を見上げて - looking up to lotus-

福島潟は蓮の終わりかけです。先日のコンサートで話した内容を簡単にまとめてみます。 福島潟は今オニバスの花の時期を迎えています。 オニバスは、被子植物の原始の植物でありながら、昨今の環境変化のために、現在では絶滅危惧種に指定されています。   福島潟のような湿地にはいろんな生き物がいます。 湿地は「多様性」の塊です。水草、プランクトン・・食物連鎖の底辺にあるさまざまな生き物が生息します。 ただ、同時に湿地は、土を盛ると簡単に家や工場になってしまうのでもっとも簡単に開発されてしまいます。そうすると、陸から、いきなり海となり、生物の多様性がなくなってしまいます。 その結果、さまざまな生き物が生きられなくなり、食物連鎖の上にある、虫や鳥にまでその影響は及びます。それが、やがては大規模な環境変化へとつながってい...

2016.05.29

新潟・福島潟リトリート レポート -Niigata Retreat Report-

新潟・福島潟を中心に5/20-22に開催されたリトリートイベント、無事に終了しました。自然・体に優しい食・運動・音楽・メディテーション・リンパドレナージと、全人的に「本来の自分を取り戻す」ことを目指した2泊3日のイベントでした。 ご協力いただいた長生館、菱風荘、白澤いくみ先生、佐藤誠也先生、穴田美緒様、そして福島潟の皆様に心より感謝申し上げます。 東京、大阪、新潟から、下は3歳から上は70代まで、様々な方にお越しいただきました。 イベントの前々日には、私も予習ということで、個人的に津南の修道院に伺って、メディテーション、そしてリトリートの何たるかを教えていただきました。というより、伺って、食事を共にして、少しばかり共に瞑想の時を持っただけだったのですが、帰るときには迷いや疲れが随分と吹き飛んでいました。 「何を...

2015.11.25

喜びなさい - rejoice -

そうは言われても、喜べない日もあります。 特にこの11月の日本海、曇り空に雨、吹き付ける風。自分にはどうにもできない現実。なぜ・・という言いようのない憤り。そのような思いが、螺旋のように心の中に渦巻いていきます。 どうしても上を向けない時があります。人の慰めの言葉は、脇を素通りしていきます。   この日曜日、また今日、重ねて各方面から「『喜びなさい』は神様の命令です」と教えられました。 特に、最初は偽りと思っても、まず身の回りのことに感謝を捧げること。空気、水、食物、雨・・また、たとえわかっても分からなくても聖書にふれること。 それを繰り返しているうちに、心に光が差してくる、というのです。   そのサイクルに入る一歩を、何とかして踏み出す。それが一番の課題なのでしょう。 もしかしたら、それは...

2015.10.23

黙想 - thoughts -

ずいぶんと秋が深くなってきました。朝は大分冷え込みますね。 今朝飛び込んできた言葉を記しておきたいと思います。   「神は全ての人を等しく愛しておられる」 当たり前ように聞こえるのですが、理解するのはとても難しい気がします。時間、空間に左右されない永遠という次元からものを見た時、この「等しく」ということが意味をなしてくると思うのですが、三次元の世界に生きる私達にはこの「等しく」がなかなか理解できません。どうしても「奪って得なければ」という気持ちになってしまいがちです。幼少期の愛のバランスの欠如は、成人してからあらゆる精神障害となってあらわれることは有名な話ですが、満たされなかった愛をどこかで埋め合わせをするために、何らかの形で愛を「獲得する」ことが必要になってきます。 神の目から見ると、まるで人形劇の...

2015.10.22

ハイレゾの真意 - the true meaning of hi-res audio -

ハイレゾという言葉がよく聞かれるようになって久しいです。音に限って言えば「聴こえないほどの高周波帯域を含む高解像度」という意味合いで使われると思いますが、単に「音が柔らかい」「本物に近い」などの観念的な話はともかく、その真実はどこにあるのでしょうか。 私達が長岡技術科学大学の中川教授と共同で、脳波のフラクタル指数を用いた感性分析を進めた実験では、湾曲板を湾曲圧力を振動源とする凛舟と、一般的な粗密波方式のハイレゾスピーカーを比較した場合、生録音のハイレゾ音源だと凛舟が心地よさ、安心といった快の感性を35%向上させ、不安や恐れといった不快の感性を55%減少させる結果が出たのに対し、全く同じ曲、同じテンポ、同じ演奏内容、同じ音量ですが、ハイレゾ・サンプリング音源を使いコンピューター演奏させたハイレゾ音源だと、快が51...

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