KEYWORD: 凛舟

2016.01.16

職人芸と指 - craftsmanship and finger -

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先日、新潟・加茂の職人親方との新年会がありました。 本当に加茂の職人方のお力添えには頭が下がります。それなくしては今の凛舟は絶対に存在しませんでした。 加茂は箪笥の名産地です。かつて、箪笥は嫁入り道具として、終生持つことの出来る高価な品でした。実際、メンテナンスさえすればそのような耐久性があるそうです。 同時に、それは職人の人生を賭けた「一品」でもありました。もちろん、永年メンテナンス付き。ものを売って終わり、ではなく、一生のお付き合いのスタートです。現在のような、数年持てば良い、壊れたら粗大ゴミ、とりあえず見た目が美しく派手で、宣伝文句とマーケティングが付加価値を生む、という考え方とは、完全に一線を画していました。 この地区では、職人はいつも刃物と向き合っていますから、一度や二度、指を飛ばしてしまうことが本当...

2015.12.27

Fine tuning - 最終調整 -

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Now we're working hard for fine-tuning Rinshu US model. It was planned to ship out before christmas, but we thought we should improve sound quality more & more, so that everyone, even those who in very severe sickness can enjoy... It involves hardware, cables, wood, tapes, condensors...and mostly, music itself. We do special mastering ...

2015.11.27

凛舟の原木 - whole raw tree for Rinshu -

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来年のロットに向けて、桐の巨木を購入しました。 材の高さ2.8m。木目が出るように凛舟専用の厚みと幅に挽いてもらいました。欠けや虫食いなどもほとんどなく、とても状態の良い木材が手に入りました。  これが購入した原木。 これから1年間、天然乾燥と渋出しに入ります。冬に入る前にこれをスタートしてしまわないといけないとのこと、ギリギリのタイミングでした。今日はヒョウが降っています。 -------------------------------- We bought whole raw wood for next Rinshu production. 2.8m in length, and specially sliced for Rinshu purpose only. This has to be sit out...

2015.10.22

ハイレゾの真意 - the true meaning of hi-res audio -

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ハイレゾという言葉がよく聞かれるようになって久しいです。音に限って言えば「聴こえないほどの高周波帯域を含む高解像度」という意味合いで使われると思いますが、単に「音が柔らかい」「本物に近い」などの観念的な話はともかく、その真実はどこにあるのでしょうか。 私達が長岡技術科学大学の中川教授と共同で、脳波のフラクタル指数を用いた感性分析を進めた実験では、湾曲板を湾曲圧力を振動源とする凛舟と、一般的な粗密波方式のハイレゾスピーカーを比較した場合、生録音のハイレゾ音源だと凛舟が心地よさ、安心といった快の感性を35%向上させ、不安や恐れといった不快の感性を55%減少させる結果が出たのに対し、全く同じ曲、同じテンポ、同じ演奏内容、同じ音量ですが、ハイレゾ・サンプリング音源を使いコンピューター演奏させたハイレゾ音源だと、快が51...

2015.10.15

久々の試作機 - Rinshu prototype -

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明日の凛舟貸し出しに備え、久しぶりに試作機をチェックしてみました。   手前味噌で恐縮ですが、あまりにも音が良くて、鳥肌が立つほどビックリしました。正直なところ、試作機を作ったころは、ここまで音抜けの良さはなかった気がします。 何というか、音を聴いた瞬間、体がフワッと浮き上がるような、クリアーな高域に、ドロドロしたものが全部吹っ飛んでいくような、そんな感覚を覚えました。眉唾だと言われようが売り文句と言われようが、これは否定できない感覚です。製品には一台一台鑑定書がつくので、全部聴き込んでいますが、この感動は最高レベルに近いものがあります。 おそらく、完成してから1年近く経つので、木部の水分がいい感じに抜けて乾燥し、また木が振動を覚えて、いい感じでエージングされてきたのだと思います。出荷前にも念入りにエ...

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