KEYWORD: いのち

2017.06.13

「今を輝かせる生き方」について

家の庭の花がとても美しく咲いています。 「今を輝かせる生き方」について、さまざまなコーチングや、人生哲学の本が出ています。 「30代にやるべきこと」など、時間を限定した本もたくさんあります。 これらを「法則」や「論」としてまとめたものも数多くあります。   私も以前はその類の本が好きで随分と読みました。 様々な方の人生を分析して出てきた結論には、とても客観性があり、説得力があります。     しかし、高齢者の方々や病を持つ方々と関わる中で改めて思わされるのは 「すべてのことには時がある」ということです。   もうこれ以上絶対に良くならないということが分かっている病気の中にあったり 昔できたはずのことができない、という焦りの中にある時に 「自分のいのちを輝かせる」とはどうい...

2017.05.30

良いものと悪いもの - Good things and Evil things-

阿賀野の千年杉。 この杉を見て感じたことを千年のいのちという曲にしました。 最近のコンサートで良く演奏しています。   仕事・健康・生き様・食・音楽・考え方、 人が生きていく上で、価値観は人により様々でしょう。   しかし、すべてのもの・ことは、2つに分かれると私は思います。   良いもの。 と 悪いもの。   誰にとって、、時代にとって、地域ににとって、でなく 普遍的で、かつシンプルなこと。     良いものは、自分の弱さを覚えさせるもの。 悪いものは、自分の強さを覚えさせるもの。   だから 自分が弱くされる時、愛が通る場所ができる。   自分の弱さを覚え、自分の弱さを知ることなしに 愛は始まらない。 強い自分が注いだつもりの愛...

2017.04.09

演奏家が無名で地方に赴く時 - When a musician goes out to countryside without his own fame -

私は日曜日、都合のつく時は地元の教会で、ピアノの奏楽を担当しています。 また、地域の方々、教会の有志の方々で構成する聖歌隊の指導をしています。 今日は両方を行う日です。   先日、教会のメンバーに加わってくださった方が、とても嬉しい言葉をかけてくださいました。 「日曜日に、あの奏楽が聴ける、と思うと、とても嬉しくて涙が出ます」 奏楽というのは完全に脇役ですので、そんな風に思っていてくださる方がいたとは、本当に驚きで、また感謝なことでした。   たまたまた訪れた教会の奏楽や、あるいは名も知らぬ演奏家の公演に出かけた時、そこにははじめから「期待値」というものがありません。 「きっとこの人はいい演奏をしてくれるだろう」「有名だから素晴らしいはずだ」そんな先入観が、ない状態です。   だか...

2017.04.03

「音療」について -About Sound Therapy-

株式会社 日比野音療研究所としてのスタートがいよいよ始まりました。 これまでの株式会社ジェム・インパクト(音楽制作・コンサート運営)株式会社光(凛舟の製造)日比野音療研究所(研究開発・天上の音楽企画・レーベル)の3つの事業体で行っていたことを、この度一つの組織に集約しました。 理由は「一番大事なことにフォーカスする」ため。 音楽や制作、事業という枠を飛び越えて、もっと大事なこと、それは、「いのちの希望」を一人でも多くの方が持てることだと考えます。 改めて、もう7年ほど使ってきた「音療」という言葉について、考えてみました。   「音」という漢字の由来は、いくつかあるようです。 1)指事文字。「取っ手のある刃物の象形と口の象形」(「言う」の意味)の「口」の部分に一点加えた形から「楽器や金・石・草・木から発...

2017.03.17

神は便利屋?

データを整理していたら、昔に撮った花の写真が出てきました。 よく「苦しい時の神頼み」と言いますが、私もこのことについて、祈って聞かれることと聞かれないこと、どうしてこの両方があるのか、というのがなかなか分かりませんでした。   聖書の中に、次のような箇所があります。 弟子たちはイエスに尋ねて言った,「先生,この人が生れつき盲人なのは,だれが罪を犯したためですか。本人ですか,それともその両親ですか。」イエスは答えられた,「本人が罪を犯したのでもなく,また,その両親が犯したのでもない。ただ神のみわざが,彼の上に現れるためである。 そうして、イエスは癒しのわざを行いました。癒された人はたいそう喜んで、当時の宗教的有力者の前でもはっきりと「もしあのかたが神からきた人でなかったら,何一つできなかったはずです」と...

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