2018.07.06

不信が引き起こす世界戦争

shutterstock_549523894ワールドカップで日本中が浮かれ、テレビが始終その話題に占拠されていた先週、私は「これは何かが起こっているに違いない」と思わざるをえませんでした。

取り返しのつかない重大政治決断が行われるときは決まって、人々が浮かれている時です。

「不信」これが人間の一番恐ろしい一面です。それが米中の経済制裁となって現れてきました。

これは単に経済の問題にとどまらないと思います。

 

信じること、愛し合うこと、その先には「祈り」があります。

祈りとは、委ねて、待つこと。自分の力で解決しようとしないことです。

 

疑うこと、恐れ、その先には「不信」があります。

不信とは、自分が主権を握り、今すぐ自分の力で解決しようとすることです。

 

不信から武装した勢力が、その後歴史でどのような道筋を辿ったか、日本の歴史を見るだけでも「国破れて山河あり」が至る所にありはしないでしょうか。

 

これからますます危機感を持って、個人が、会社が、社会が、世の中の右向け右の風に、どう相対するかが問われてくると思います。

 

戦うべき相手は、敵でも、正義でもないはずです。

「自分の今日一日の姿勢」それこそが、戦うべきものです。

 

 


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