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2015.08.01

うれしい再会 - Happy reunion -

昨日は、とても久しぶりに嬉しい再会がありました。 かつて一緒に仕事をした仲間で、音楽業界では名の知れた人でした。 一時体調を壊して、シーンから引退していたそうです。 その時から、本当に大事なものに向き合い始め、幼かった頃に慣れ親しんだ聖書を紐解くようになったそうです。 私も全く知りませんでしたが、 たどれないくらい前の代からつながる筋金入りのクリスチャンで、大学まで欠かさず毎週ミサに行っていたそうです。彼の地元では学校と教会が溶け込んでいて、それが当たり前の光景だったそうです。 彼が手掛けていた音楽は、どちらかといえば真逆の、深夜に大音量で流れるタイプの音楽でしたが、その体の悪い時期を通り過ぎてからは、作る音が全く変わってしまって、スッキリ明るい音になっていました。 今、信仰を持つ伴侶を持ち、共に毎週ミサに集う...

2015.07.27

はじめての登山 -First time to climb up mountain-

うちの3歳の娘が、はじめて登山に挑みました。 1800mの道のりを、文句も言わず、楽しく最後まで登り切りました。 頂上の景色は格別です。私もいろんなことを学ばされました。 1)当たり前かもしれませんが、疲れたら休むこと。何回も休みながら少しづつ登れば、そのうち登り切ることができました。坂のキツさを見て大人は悲観的になりがちですが、子供はそれを経験から考えないが故に、マイペースで登る事ができます。 2)途中で小さな楽しみを見つけながら登ること。これに関しては本当に子供に学ぶべき事は多いです。数メートルに1回、水はけを良くする為の溝が掘ってあり、そこに水がたまっていました。そのすべてに、小石を見つけては落としていくのです。その繰り返しが楽しくて、気がついたら結構な坂を登り切っていました。 これが勝ち負けを前提とした...

2015.07.19

戦争に反対するか、平和を創るか - Stand against war, or create peace -

戦争を望む人など、誰もいないはずです。 でも、今、日本が戦争に向かう方向に進んでいます。 おそらく、崩壊し始めた中国に対する備えでしょう。これに対しては日本が日本だけの意志で動けない背景があることも大きいのだと思います。 今日、以前のような大虐殺が起こるような戦争は減りつつあるでしょうが、情報&洗脳を使った、知らないうちに侵略されていく、というスタイルが増えつつあるように思います。 戦争がこの世から完全になくなる事はまずあり得ないでしょう。これまで何千年の人の歴史を見ても、人が文明を持って以来、支配と侵略の歴史が人の歴史といっても良いくらいです。しかも勝者しか歴史に刻まれません。 なぜ人はそこまで支配と侵略を望むのでしょうか?   「恐れ」が一つの答えではないかと思います。 このままでは食料がなくなっ...

2015.07.02

向かうべき道 -The path we should take-

これからアメリカ出張に出かけてきます。 今回はLA, San Diego, Boston, Santa Barbaraと4都市に行きます。 この旅で、次に向かうべき道を見つけられたらと思っています。 人は、人生の選択の場面に立たされた時、 「より良い道」を選ぼうとします。 しかし、先日の子供向け教会学校の先生が、とても印象的なことを仰っていました。 「良い道を選ぶか、悪い道を選ぶか、それが重要なのではありませんよ。 仮に悪い道を選んだとしても、それは後になって分かるし、 そのときにそこからより良い道に戻ることが出来ます。 大事なのは、『神様の導きに従っているかどうか』です」 では、どうやったら、その『神様の導き』を知ることが出来るのか・・ 先生はおっしゃいました。「聖書を読むこと。そして一人静まって祈...

2015.06.29

生きている意味とは - The meaning of our life -

雨雲の間からのぞく、美しい夕陽。 ここ数日の学会や、病院・施設でのコンサートで、いろいろと考えさせられることがありました。 最初は、緩和医療学会。 緩和医療の対象になるのは、日本の場合ほぼ「がん」の方。治療を目的としない以上、必然的に自らの「死」と否が応でも向き合わなければならない現実があります。 「できることを見つけて、頑張ってみましょう」という励ましが、いつか必ず空しいものになる。出来なくなる現実を突きつけられる。鎮痛剤や麻薬による体の痛みのコントロールが出来ても、生きている意味が見いだせなくなる。加えて経済的負担、無力感・・・ うつ状態への罹患率は9割、自殺の割合も随分高いとのこと。患者様が自殺した場合、残された親族に加えて、医療関係者にも大きなショックを引き起こすそうです。 どうして人は命の終わりにこれ...

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