KEYWORD: 振動

2015.10.15

久々の試作機 - Rinshu prototype -

明日の凛舟貸し出しに備え、久しぶりに試作機をチェックしてみました。   手前味噌で恐縮ですが、あまりにも音が良くて、鳥肌が立つほどビックリしました。正直なところ、試作機を作ったころは、ここまで音抜けの良さはなかった気がします。 何というか、音を聴いた瞬間、体がフワッと浮き上がるような、クリアーな高域に、ドロドロしたものが全部吹っ飛んでいくような、そんな感覚を覚えました。眉唾だと言われようが売り文句と言われようが、これは否定できない感覚です。製品には一台一台鑑定書がつくので、全部聴き込んでいますが、この感動は最高レベルに近いものがあります。 おそらく、完成してから1年近く経つので、木部の水分がいい感じに抜けて乾燥し、また木が振動を覚えて、いい感じでエージングされてきたのだと思います。出荷前にも念入りにエ...

2015.05.30

ハイレゾ音源と自律神経系の関係 - Relationship between high-definition sound and our autonomic nerve system -

自然の中には、可聴帯域外の高周波成分が豊かに含まれていて、それが人間にとって良い、という話は15年程前から話題になっています。 ただし、可聴帯域をカットして、可聴帯域外の高周波成分を聴かせた時には、その効果が現れない、という結果もまた出ています。 今日散歩しながら、鳥の声を聞きながら考えていましたが、実際の生の音と、収録した音では、随分と差があります。特に差があるのが200Hz以下あたりの中低域。同じ様な聴感にしようと思うと、200Hz以下をばっさりカット、10KHzから上を8db持ち上げる、という極端なEQが必要になります。 逆に言えば、これは人間の耳(脳?)がそういう調整を加えているという事。 そう考えていると、はっとナチュラルキラー細胞の話を思い出しました。人間の中には、腫瘍細胞を溶解する、良い働きをする...

2015.05.07

山の清流 - stream in mountain-

山の中の清流。とても短いファイルですが、24bit 96kそのままです。 自分が気持ちいい音だなあ、と思うポイントは、録音してみると以外とただのホワイトノイズだったりします。 これは岩に水があたるところから10cm程の所にマイクを設置して録った音。水の「ピチピチ」が聴こえて始めて、「ああ、水だ」と思う音になります。 実はこの何気ない「ピチピチ」が実はすごいことで、オイルではこれがありません。水が、液体から個体になるとかさが増える、というのもすごいことなのですが、水にはいろいろ特殊な性質があります。 「ピチピチ」と音が鳴る、ということは、「共鳴している」ということです(共鳴体がないと音は増幅されません)。人の体は大半が水ですが、この水がどういう水であるかによって、その人が奏でる声、歌、演奏が劇的に変化すると考えら...

Page Top